憲法無視です
日本ファクトチェックセンター「『石破総辞職へ』は誤り」今回の衆院選で、自民党は議席を大幅に減らしました。与党の過半数割れが判明した直後、「石破 総辞職へ」という言説が拡散しましたが、【誤り】です。
拡散させたまとめサイトは根拠を示しておらず、石破茂首相は、記者会見で続投する意欲を明らかにしています👇 X0VXlKRtz
— 日本ファクトチェックセンター(JFC) (@fact_check_jp) October 28, 2024
検証:宮本聖二、編集:古田大輔、藤森かもめ、野上英文の文責で書かれた日本ファクトチェックセンター(JFC)の記事で、「『石破総辞職へ』は誤り」とする内容がありました。これは以下の投稿を対象に為された検証でした。
【速報】 石破 総辞職へ CK5J8Obu
— ツイッター速報〜BreakingNews (@tweetsoku1) October 27, 2024
しかし、この判定は間違っています。
JFCは憲法70条の衆議院総選挙後の内閣総辞職を無視日本国憲法
〔総選挙、特別会及び緊急集会〕
第五十四条 衆議院が解散されたときは、解散の日から四十日以内に、衆議院議員の総選挙を行ひ、その選挙の日から三十日以内に、国会を召集しなければならない。
~省略~〔内閣総理大臣の欠缺又は総選挙施行による総辞職〕第七十条 内閣総理大臣が欠けたとき、又は衆議院議員総選挙の後に初めて国会の召集があつたときは、内閣は、総辞職をしなければならない。
〔総辞職後の職務続行〕
第七十一条 前二条の場合には、内閣は、あらたに内閣総理大臣が任命されるまで引き続きその職務を行ふ。
日本国憲法54条では、衆議院が解散されて総選挙を行われてから30日以内に国会を召集しなければならないとされ、70条では総選挙後に初めて国会召集があったときは、内閣は総辞職をしなければならないと定められています。
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