■勘違いする人も
保冷剤の中身は、多くの場合水と高吸水性(吸収性)ポリマーでできている。高吸水性ポリマーは水を吸収して固める性質があるため、紙おむつなどの吸収体にも多く使用されている。
ただ、自重の数百倍から1,000倍ほどの水を吸収して保持する性質があるため、排水口などに流してしまうと、排水を吸収して膨張し、パイプを詰まらせてしまうおそれもある。
パッケージに「プラ」マークが表示されているものもあるため、勘違いしてプラスチック資源として回収に出してしまう人も多く、以前には滝沢が、保冷剤がリサイクル不可であることを呼びかけていたこともあった。