28日あさ放送のNHK連続テレビ小説『おむすび』で、1995年1月17日に起こった阪神・淡路大震災を描写した。予告や地震のシーン直前に流れたテロップが話題となっている。

■震災をリアルに描写

翔也(佐野勇斗)から“よく寂しそうな顔をしているのはなぜか”と聞かれ、9年前の“あの日”について語る結(橋本環奈)。回想は地震の前日、1月16日の穏やかな日常から描かれ、そこから当日の夜明け前へと場面が切り替わる。

すると右下には「このあと地震の描写があります」といったテロップが表示され、副音声でも同様に案内。

その後、揺れる家、倒れる家具、崩れる天井から避難所の様子までがリアルに描かれ、「あのときの音、あのときの揺れは、からだがまだ覚えている」「戦争の描写もしんどいけどやっぱ地震もしんどいな…30年経ってキレイに元気に復興してるで! って思うけどあの当時のこれからどうしたらええんやろ、、っていう不安な空気は忘れられん」と当時を思い出す人が相次いだ。