ナルドテクニカルセンターで開催の、初のPHEVスーパーSUV専用のダイナミックイベントでその比類ないダイナミックさとパフォーマンスを披露
「ランボルギーニ・ウルスSE」は4.0L V8ツインターボエンジンと永久磁石同期電動モーターを搭載し、新型8速オートマチックトランスミッションの上流に設置されている。
総出力800CV(588kW)/6,000rpm、総トルク950Nmを1,750rpmから5750rpmまで発生し、あらゆる角度からクラス最高のパフォーマンスを発揮。ウルスSEの0-100km/h加速はわずか3.4秒、0-200km/h加速はわずか11.2秒、最高速度は312km/hに達する。
さらにウルスSEには、電動油圧多板クラッチを備えた新しい縦置き電動トルクベクタリングシステムが初採用され、駆動トルクをフロントアクスルとリアアクスルの間で可変かつ連続的に配分。
このトランスファーケースは、リアアクスルに装備された新しい電子制御式リミテッド・スリップ・ディファレンシャルと相乗効果を発揮し、車両に”オンデマンド”のオーバーステアを与え、純血のスーパースポーツカーのフィーリングを伝える。
これらの技術的な解決策は、NTCのオフロードコースである伝説的な「ストラーダ・ビアンカ」と、ウルスSEがその敏捷性を発揮するダイナミックなアリーナの両方で評価された。ドライバーはスーパースポーツクーペのステアリングを握っているかのように、まったく簡単にドリフトすることができた。
ランボルギーニ自動車は、ISO 20121規格に準拠して発表会を開催し、テュフズードの認証を取得したという。この認証は環境への影響を低減し、材料、エネルギー、食糧資源の管理に特別な注意を払うことで社会的責任を促進する実践により、ランボルギーニの持続可能性へのコミットメントを改めて強調するものだ。
このイベントはまた、ウルスSE専用のタイヤレンジを供給する技術パートナー、ピレリにもサポートされた。ピレリは、あらゆるコンディションに理想的な装備を提供することを目的に21,22,23インチの3サイズのP Zeroタイヤと、22インチサイズのScorpion Winter 2を用意している。また、電気自動車の特性を向上させるElectテクノロジーにより、電気走行も可能だ。
ウルスSEは、25.9kWhのバッテリーを荷台の下に搭載することで、全輪駆動、航続距離60km以上の完全な電気自動車となる。このイベントでは、サレント地方の道路で、ウルスSEを多彩で魅力的なものにしている4つの新しいエレクトリック・パフォーマンス戦略を試しながら、ウルスシリーズのまったく新しいドライビング・エクスペリエンスを堪能できたという。
文・CARSMEET web編集部/提供元・CARSMEET WEB
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