近年、アメリカでUFO現象への注目度が高まっているが、この動きに触発されてかアメリカ以外の国の当局がUFO現象に真剣に取り組み始めているという。

 例えば今月初め、オランダの安全委員会は、「航空専門家」による未確認飛行現象(UAP)の報告を受け付けることを示唆する動きを見せている。

 オランダ政府から独立して運営されている同委員会は、地上・空中を問わず、オランダで発生した重大事故の調査を担当している。そのため、「未知の飛行物体」との遭遇に関する報告もまた、正当な懸念事項となるのだ。

 今回、安全委員会の理事会がこの問題をより真剣に取り上げるというニュースは、オランダのUFOグループUAP連合とのやりとりを受けて発表された。

「連合として、OVV(オランダ安全委員会)がオランダの航空専門家からUAPの報告を受けたいとの意向を示したことを報告できることを嬉しく思う。我が国の空域はUAPの経験によって危険にさらされる可能性があるため、独立した行政機関がUAPについてより多くの見識を得たいと考え、報告を真摯に受け止めることは好ましいことである。私たちは、この事実を認識し、私たちの目標達成に向けた重要な一歩だと考えている」と委員会側は声明を述べている。

 この声明により、同委員会は航空関係者によるUAPの報告を以前より重要度の高いものとして受け付けるようになったと考えられている。

 今後はオランダからも興味深いUFOに関する報告が上がってくるのだろうか?

文=飯山俊樹(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

提供元・TOCANA

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