意外にも脂のギトギト感はない

 気になるお味だが、どのように評価されるか。

「一口食べると、ふわふわのバンズとしっかりとした味の牛カルビ肉の風味が広がり、高い満足感を感じられます。現在は高さがある縦に長いバーガーが流行ですが、バンズと中身の両方が程よいバランスで口に入らないという難点があります。その点、『コメ牛』は高さが低くて横幅が長いため、バンズと中身をガブリと口に入れることができ、すべての素材のハーモニーを楽しむことができます。

 牛カルビ肉は意外にも脂のギトギト感はなく、肉は適度な大きさにカットされており、噛んだときに長い肉が引きずられてバーガーの中から出てきてしまうということがないように工夫されています。トータルの味的には、とても美味しく、万人好みの味だという印象で、健康的にカルビ肉が食べられます。また、一見するとかなりのボリュームのようにみえますが、ペロリと食べられる量で、完食しても満腹までにはいかないレベルでした。

 コメダに馴染みのない人は一品が800円以上するということを高いと感じるかもしれませんが、コメダをよく使う人にとっては十分に許容範囲です。お試しでレギュラーメニューの『カツパン』(910~1000円)の代わりに『コメ牛』を食べてみてもよいでしょう」 

「コメ牛」は肉量が並の2倍ある「コメ牛 肉だく」(1190~1280円)、並の3倍ある「コメ牛 肉だくだく」(1540~1630円)もラインナップされている。

「『コメ牛 肉だく』を食べてみたところ、ダントツでお薦めといえます。十分に肉を味わうことができる一方、千切りキャベツによって口の中がリフレッシュされるので、飽きることなく食べ切ることができます」(重盛氏)

(文=Business Journal編集部、協力=重盛高雄/フードアナリスト)

提供元・Business Journal

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