今回、使用したルアーは「オールドルアー」たちです。3年前、トップウォータープラグばかりを買い漁っていたときに、クラシカルで古き良きメーカーやハンドメイドのものを仕入れていました。
ペンシルベイトやスウィッシャーはシンプルに糸フケを作ったドッグウォーク。ポッパーであれば、なるべく水しぶきを立てない強さでストロークさせる意識でアクションを起こしていました。
少しスレたと感じたときには、ロングストロークを入れてバスに追わせる工夫も功を奏したようです。青々としたウィードがバスに絡まってくることもあり、10月以降も同じ釣りが楽しめそうな手応えです。
今回使ったオールドルアー(提供:TSURINEWSライター・うさみたけひろ)
最古参のルアーで初めて釣れた
今回の釣行で最も感慨深かったのは、父に初めて買ってもらった『最古参ルアー』で、ブラックバスを釣り上げたことです。
父が近所の釣具屋で買ってくれた「ポッパー」と「スプーン」。その後、長年お守りのように大切にしまっていたこのルアーを、久しぶりに使うことにしました。
今まではアピールカラーが強すぎて見切られることが多く、使う機会が限られていましたが、太陽が山に隠れた薄暗い時間帯に、意を決して投入。
ルアーアクションを確認していると、突然のヒット!足元から5mほどの水面が静かにぱしゃっと音を立て、バスが食いつきました。苦節28年、ついにこのルアーで釣果を得ることができ、感無量です!
思い出深いルアーでの釣果はひとしお(提供:TSURINEWSライター・うさみたけひろ)
釣果は7匹!ラストに40cm級をキャッチ
最古参ルアーで釣れたあとは、小学生時代の琵琶湖での思い出に浸っていたところ、ベビープロップのワカサギカラーの存在に気づきました。湖北といえば「ワカサギカラー」です。
完全に日が沈んでからの一撃は、ドラグを鳴らしながら取り込んだ40cm弱のバスだったので釣り納めとしました。沖目のブレイクライン付近での当たりはサイズも引きも良く、釣りへのモチベーションが上がった釣行となりました。
40cmのナイスバスをゲット(提供:TSURINEWSライター・うさみたけひろ)