トライアンフ Bonnevilleスピードマスターの車種プロフィール

Bonnevilleスピードマスターは、1200cc水冷2気筒エンジンとなり新世代のスピードマスターとして2017年に2018年モデルで登場した。英国正統のクラシックスタイルを引き継ぎながら、トラクションコントロールやABS、ロード/レインから選択可能なライディングモードなど電子制御機能を備える。

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バイクインプレ

車両の特徴

車体サイズは全幅910mm、全高1040mm、シート高705mm、ホイールベースは1510mmで、車両重量は245.5kgとなっている。キャスター角は25.3度、タイヤサイズはフロントが130/90-16、リアが150/80R16。

エンジンは1200ccの水冷4ストロークSOHC4バルブの並列2気筒エンジンを搭載。
ボアストロークは97.6mm×80mm。圧縮比は10で最高出力は77PS/6100rpm、最大トルクは106Nm/4000rpm。

このモデルにもボンネビル1200HPという銘板が入っている。

第一印象で思うのが「ちょっと変わったライディングポジション」ということ。全体的なバイクの佇まいとしては通常のネイキッドのロードスポーツのようなスタンダードな感じだが、ライダーが足元で操作するフットペグはかなり前に設定されている。

跨った感じでは、ライダーの上半身は普通のネイキッドのロードスポーツに乗っているようなのだが、フットペグだけが前にあるというこれまでに体験したことがないライディングポジションだった。このフットペグが前にあることでライダーの足元の窮屈感がほとんどない&ニーグリップがとてもしやすいのが好評価だった。

また形状からクルーザータイプの低い着座位置を想像していたが、跨ると着座位置がそんなに低くなく、これまた通常のネイキッドのロードスポーツのような着座位置になる。

これはマシンを左へ右へとひらひらと操れるしロングツーリングのときにはかなり安楽なライディングポジションということで、なかなかすぐれた設計ではないかと。

シートはトライアンフのボンネビル系らしく、張りのあるクッションで乗り心地は総じて良い。

走り

ハンドルバーの位置はやや低めだが違和感のあるグリップの位置という感じではなく、ハンドルバーもやや幅広なので車体を操りやすいと感じた。

重心位置はそれほど極端に低いという感じではなくやや腰高なところも感じるが、Uターンした感触では車体の安定性はかなり高い。

リヤサスのテイストはオーソドックスで、タイヤやスイングアームやフレームなどトータルでロードホールディングしているといった印象で、全体として感触はソフトな車体で乗り心地は良好。

フロントサスもしなやかで、近代的なサスというよりは昔ながらのフロントフォークの動きといった感じで、極端なスポーツライディングでなければこれで十分なほど。いずれにしても乗りやすい。

フロントブレーキはけっこう強力で、制動力の立ち上がりも少し早め。そしてフロントブレーキとリアブレーキどちらのチューニングも、昔ながらのテイストを感じさせる感触だった。

このモデルの加速力はすごい。もう3000回転台から結構なトルクが出ていて、そこから開けていくと猛然と加速するという感じで、なかなか刺激的な乗り味で楽しかった。