スマホユーザーであれば、ほとんどの人がインストールしているアプリであろう「LINE」。LINEアプリがリリースされたのは2011年であるが、もはやLINEがない時代に、どのように人と連絡をとっていたのか思い出せないという人も、多いのではないだろうか。気軽にメッセージや写真を送信することができ、無料で通話もできてしまうLINEは、ビジネスでもプライベートでも必須のアプリである。
私たちのスマホライフに欠かすことのできないLINEだが、人とのコミュニケーションは感覚的にワンタップで行うことができる一方で、設定画面を詳しく操作したことのある人は、少ない印象である。特に今回ご紹介する操作を行っていない人は大半であると予測されるが、この操作を行っていないと、実はiPhoneの容量を圧迫してしまう。日頃からLINEをヘビーユーズしている方や、「なんだか最近iPhoneの動きが重たい」、「iPhoneの容量がヤバい」と感じている方は、ぜひ参考にしてほしい。
毎日溜まる「キャッシュ」ってなんだ!?
今回ご紹介する、LINEアプリの重さを解消する方法は、まるり || 小学生でもわかるiPhoneの教科書@happy_maruriさんがインスタグラムに投稿したポストのなかで詳しく紹介されているのだ。
LINEの設定画面から、「データ削除→キャッシュ削除」をタップすることで、iPhoneの動作を重たくさせる「容量の問題」を解消できる。
そもそもスマホやPCに関連した場面で使われる「キャッシュ」とは、どのような意味を持つのだろうか。キャッシュとは、一度開いた画面の情報を、一時的に記録しておくことによって、次にその画面を開く時の速度を短縮してくれる「記憶データ」のことである。LINEアプリにおけるキャッシュは、次にLINEアプリを開いた時に、これまでのトーク履歴をiPhoneが記憶しているデータを意味しており、LINEアプリがキャッシュを記録しているからこそ、すぐにLINEアプリが立ち上がる仕組みとなっている。
iPhoneの容量を圧迫するほどのキャッシュ
先ほどご紹介した通り、私たちの生活においてLINEは、欠かすことのできないコミュニケーションツールだ。毎日のように、誰かとやり取りを行っている。ということはつまり、毎日大量にやり取りを行っているLINEアプリには、大量のキャッシュが残されていることになるのだ。そのキャッシュが、私たちの知らないうちにiPhoneの容量を圧迫してしまっているのである。
まるり || 小学生でもわかるiPhoneの教科書@happy_maruriさんが紹介しているテクニックを使うことで、LINEのトーク履歴自体にはなんの影響もないものの、iPhoneの容量がひっ迫している原因のデータを、きれいに削除できるという訳だ。
またポストのなかでまるり || 小学生でもわかるiPhoneの教科書@happy_maruriさんが説明されているが、iPhoneの容量がパンパンになってしまうと、実はiPhoneのバッテリーにも過剰な負荷がかかっていることになり、充電の持ちが短くなってしまうらしい。「動画や写真の量はそれほどでもないのに、iPhoneの容量が足りない」、「なんだか最近、充電の減りが早い」という場合には、ぜひ一度LINEアプリのキャッシュを確認してほしい。