その他にも再三指摘をしてきた通り、そもそも社会保険料の目的外使用であること、少子化対策として支援するべき現役世代の負担を増やすのは矛盾以外の何者でもないことなど、この「支援金」は肯定できる要素が何一つありません。
現役世代に負担をさらに押し付けるのではなく、むしろ現行の医療制度を聖域なく改革をして(高齢者の窓口負担などを見直して)歳出を抑制し、むしろ社会保険料を下げる方向に進まなければなりません。
政治とカネの問題に隠されがちですが、この大問題については引き続き徹底的に国会論戦で批判し、撤回を求めていきます。
編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2024年2月6日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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