わが会派(日本維新の会・無所属・世田谷行革110番)の試算では、最大58億円の請求を大成側に突き付けることができる。同じ契約書を読んで、なぜこれほどの乖離が生じるのか。最初から低い球を投げて、安易に落とし所を決めることを交渉とは言わない。区民感情をまったく理解していない。
そもそも、保坂区長の「先頭に立つ」「リーダシップを発揮する」などの“言うだけ番長”ぶりはいつものことだが、大成社長と直接交渉したのはたった1回だけ。あとはすべて部下任せ。この姿勢を見ても、率先して問題解決に当たろうとする気概はまったく感じられない。番長どころか、番犬にすらなっていない。
この和解案は、わが会派の反対もむなしく、自民・公明・立民・共産などの賛成多数で可決された。
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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