ボンジュー大西洋。

今ひとつ冴えない空色だけど、ラ・ボールの白砂海岸をお散歩し、波乗りたちを眺める。

あったかかったら裸足で歩きたい、細かな砂(毎年足してるそう)。潮干狩りしたいな。マテ貝引っ張るの、大好き。

鉄道の発展とともに栄えたラ・ボール。ノルマンディのドゥーヴィルと同じ感じね。海辺のお家はパリと同じくらいのお値段する、大西洋岸北きってのリゾート地。

ラ・ボールからちょっと移動し、岩場に建てられたホテルレストラン「ロセアン」で、大西洋眺めながら、この海がもたらしてくれる美味を堪能。

素晴らしいクオリティのラングスティヌ。ちょっとばかり加熱しすぎではあるけれど、さすが獲れたてのおいしさ。

私は、先に全部殻を剥いちゃう 手が汚れるの、一度で済むから

ちびっこだけど味が濃くておいし〜

ゆっくり引いてゆく潮を眺めながら

ヒラメグリルも、海万歳!の味。ジュドブッフでコクを出すフォヨット・ソースもマル。ノワールムティエのジャガイモもいいね。

蕎麦粉のキャラメルミルフイユ&いちごソルベも上出来。

地方ならではの、ローカル食材の魅力を満喫できる、海辺の素敵なレストラン。

編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々5」2024年5月29日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々5」をご覧ください。