南野拓実 写真:Getty Images

 モナコに所属する日本代表FW南野拓実が、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で2ゴールを決め、かつて同チームに所属したFWキリアン・エムバペ(レアル・マドリード)を彷彿とさせるような鮮烈なパフォーマンスを披露したと話題になっている。

 現地10月22日に行われたCLのレッドスター・ベオグラード戦に5-1で圧勝したモナコは、同試合で27本のシュートを放ち、71%のボール支配率を記録。南野の2得点は、2017年にボルシア・ドルトムント戦に3-2で勝利した際のエムバペ以来のCLにおける快挙として話題を集めている。

 モナコのアディ・ヒュッター監督の下で、南野はこのシーズンを通して攻撃の要として活躍しており、チームを支える重要な存在となっている。モナコはこの勝利により、CLの総合順位で4位と順調なスタートを切った。今後もこの勢いが続けば、かつての欧州舞台での成功を再現し、クラブとしての新たな冒険が期待されるだろう。南野の活躍はモナコの戦力強化にも貢献しており、さらなる欧州での躍進が期待されている。

 そんな中、南野には再びプレミアリーグに戻る可能性も、スペインやフランスのメディアで浮上した。リバプールでのプレー経験を持つ南野は、モナコでの活躍が評価され、日本代表FW三笘薫が所属するブライトン・アンド・ホーブ・アルビオンから注目を集めているとのことだ。

 現在のモナコでの好調なシーズンが、プレミアリーグに復帰する絶好のタイミングとなるかもしれないと伝えられており、ブライトンのファビアン・ヒュルツェラー監督は、南野の中央やサイドでの多様なプレースタイルや戦術理解力を高く評価。チームの攻撃力を強化する理想的な補強として考えているようだ。

 南野が再びイングランドの地に降り立ち、三笘との共演はあるのか?モナコでその価値を再証明した南野の国際的な評価はさらに上がり続けている。