スタッドレスタイヤが必要な地域とは?

(画像=『車選びドットコムマガジン』より引用)
スタッドレスタイヤが必要な地域では、例年、夏タイヤからスタッドレス(その逆も)への履き替えが当たり前です。
スタッドレスは、降雪地域では必須装備。日本の積雪寒冷地域は、国土の約60%におよぶそうです。
北海道から東北、関東甲信越の一部、北陸などが積雪寒冷地域で、積雪地域は北陸から山陰地方まで細長く続いています。
まあそのほかの地域でも、山岳地帯などではスタッドレスは不可欠というケースもあるでしょう。
日本で初めてスタッドレスに近い商品を発売したのはミシュランで、製品の「MICHELIN XM+S100」には、トレッド面に現在のスタッドレスタイヤでも欠かせない技術要素であるサイプと呼ばれる細く細かい溝がいくつも刻まれていました。
とはいえ、それまでのスパイクタイヤを知っている世代にとってのスタッドレスは、かなり頼りなかったようです。
その後、より安心、安全なスタッドレスを送り出す競争が激しくなり、毎年のように新製品が登場。アイスバーン、ミラーバーン、シャーベット路など、多彩な雪上路面において、おおきく進化を遂げています。