レアンドロ・ダミアン 写真:Getty Images

 元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアンは、2023シーズンまで川崎フロンターレでプレー。2024年7月にブラジル2部コリチーバを退団してフリーになったが、同国メディアが同選手の現状を特集している。

 川崎でJ1リーグや天皇杯など、複数のタイトルを獲得したダミアンだが、2022シーズン以降は出場機会が減少。2023シーズン終了後に退団すると、翌2024年2月にコリチーバへ加入。母国での復活を期待する声も挙がっていたが、リーグ戦スタメン出場10試合で1ゴールと結果を残せず、シーズンなかばで構想から外れた。

 また、ブラジルメディア『Bola Vip』は9月5日に「ダミアンのもとに海外クラブからオファーが届いている。複数のJリーグクラブもダミアンの獲得を狙っている」と報道。一部からJリーグ復帰を期待する声も挙がったが、今も所属クラブが見つかっていない状況だ。

 そんななか、ブラジル1部SCインテルナシオナルの専門サイト『Portal do Colorado』は10月27日に「彼は2024年中のインテルナシオナル復帰を目指していた」とリポート。同クラブへの売り込みがあったとした上で、「クラブ幹部は選手サイドからの申し入れを受け入れなかった」と伝えているほか、同選手の今後について「2025年1月には、新天地が見つかる可能性がある」と報じたが、具体的な移籍先候補には触れていない。

 川崎退団後に浦和レッズ、北海道コンサドーレ札幌、横浜FCの公式インスタグラムアカウントをフォローしたことにより、注目を浴びていたダミアン。35歳という根延齢や、現時点ですでに3か月も実戦から遠ざかっている現状を踏まえると、2025シーズンに再びJ1の舞台でプレーするのは厳しいかもしれない。仮に本人が日本行きを視野に入れているのであれば、カテゴリーを落とす必要がありそうだ。