パウ・クバルシ 写真:Getty Images

 昨季は前人未到のプレミアリーグ4連覇を達成したマンチェスター・シティ(イングランド1部)は、今季のリーグ戦でも唯一の無敗で首位に位置。得点数はリーグ最多で失点数もリバプール(イングランド1部)、ノッティンガム・フォレスト(同1部)に続いて3番目に少ない。

 そのなかで、スペイン『Fichajes』によれば、シティはバルセロナでプレーするスペイン代表DFパウ・クバルシの獲得に興味を持っている模様。シティの上層部はすでにバルセロナのジョアン・ラポルタ会長に接触しているようだ。

 昨季にトップチームデビューを果たしたクバルシはウルグアイ代表DFロナルド・アラウホが負傷している影響もあり、17歳ながらDFリーダーとしてプレー。今季はここまでラ・リーガ11試合に出場しており、リーグ戦首位を走るクラブを後方から支えている。

 来夏にシティと契約満了を迎えるジョゼップ・グアルディオラ監督はビルドアップ能力に優れたクバルシが自身の戦術にピッタシだと考えているとのこと。そして、シティは同選手の獲得に大金を投じる用意があり、移籍金7000万ユーロ(約115億6000万円)を用意しているようだ。

 また、シティはスペイン代表DFと契約できる可能性についてエキサイティングしている模様。同選手は下部組織から育ったバルセロナでキャリアを続けるか、世界で最も成功しているクラブの1つであるシティに移籍するのかという難しい決断を迫られているようだが、どのような結末が待っているのだろうか。