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還暦になり、同世代の人たちを見ていると、自然年齢とは異なる見た目の個人差が大きくなっていることに気がつきます。

年齢を重ねていった時に、見た目の年齢を決める大きな要因が体型と顔つきです。

太りすぎでお腹が出ていたり、猫背で姿勢が悪かったりすると、どうしても老けて見られてしまいます。

逆にスリムで姿勢が良く、筋肉質の体型を維持していれば、年齢よりも若く見られます。

私は、ウォーキングで有酸素運動を行い、体重の増減を毎日モニタリングしてアプリに記録しています。また、定期的なパーソナルトレーニングで筋力の維持向上を図っています。筋力をアップさせれば基礎代謝が上がり、太りにくい体質になります。

運動しないでダイエットばかりやっている人がリバウンドしやすいのは、体重減少で筋肉も一緒に落ちてしまい、基礎代謝が下がってしまうからです。人間には環境対応能力がありますから、食事を絞っているとそのうちに体が省エネモードになり痩せにくく太りやすい体質に変わります。

顔つきについては、体の筋トレと同じように「顔筋トレーニング」を続けています。これは普段使っていない顔の筋肉を意識的に動かす練習をすることです。

表参道のKTYに2年以上通っていますが、毎回撮影をしてもらっています(写真)。その経過を見ると、年々少しずつ若返っているように見えます。

肌の質感の問題もありますが、やはり年齢とともに顔の筋肉が落ち、たるんでいくから老け顔に見えるようになるのです。それに抗うには、顔にも定期的な筋肉トレーニングをすることです。

このトレーニングの良いところは、1回やっただけで成果がすぐに出ることです。筋トレは数ヶ月かからないと変化が見えませんが、顔筋トレーニングを1回やるとその場で効果を実感できます。即効性があるのです。

もちろん続けなければまた元に戻ってしまいますから、定期的な継続が重要です。といっても筋トレのように週に何回もやる必要はなく、最初に集中的にやって、その後は2ヶ月に1回でも充分です。