2022年夏にバルセロナ(スペイン1部)へ加入以降、攻撃の中心選手として活躍を続けてきたブラジル代表FWハフィーニャ。昨季も公式戦37試合で10ゴール13アシストを記録したが、クラブが財政難となっていることから移籍市場が開くたびに売却候補に挙げられてきた。
今夏にはサウジアラビアのクラブからのメガオファーやチェルシーを含めた複数クラブからの関心があったものの、バルセロナ残留を最優先に。スペイン『スポルト』によれば、クラブのスポーツディレクター(SD)を務めるデコ氏がそのポテンシャルを高く評価したことから退団を強制することはなかったようだ。
その結果、ハフィーニャは今季の公式戦14試合で10ゴール9アシストを記録。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のバイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)戦ではハットトリックを達成すると、26日に行われたラ・リーガ第11節のレアル・マドリード(スペイン1部)戦では1ゴール1アシストを記録するなど、絶好調をキープしている。
そんなハフィーニャとバルセロナの現行契約は2027年夏まで。しかし、ブラジル代表FWはバルセロナで長期的にプレーすることを望んでおり、クラブ側もそれを認識していることから最終的に契約延長することが有力視されているようだ。
今夏にブラジル代表FWネイマールが在籍するアル・ヒラル(サウジアラビア1部)からのオファーが届いていたハフィーニャは、クラブ内でも屈指の高級取りだという。バルセロナはほかの選手と同様に年俸を抑えたいと考えており、昇給が少ない代わりにインセンティブを与えるようだ。