■頭頂部の謎の穴
大スフィンクスを空から撮影した動画を見ると、頭部に明らかに色の違う、丸い蓋のようなものがあるのに気づく。この頭部の穴は古い空撮写真でも確認することができ、修復によって作られたのではなく、古くから存在するもののようだ。
一体この穴は何なのか? 実はスフィンクス内部とその地下には未知の部屋やトンネルがあり、そこには人類の常識をひっくり返すような秘密が眠っているとかねてより噂されている(詳しくはこちらの記事)。かのエドガー・ケイシーもスフィンクスの足元には「記憶の間」という特別な場所が存在すると指摘している。そんな部屋へと続く入り口こそがこの頭頂部の穴だというのだ。
ご存じの通り、大スフィンクスは長年砂に埋もれており、その全身が掘り出されたのは1920年代のことだ。当時の写真の中には、頭部の穴に入って手を広げる男性の姿を写しているものもある。トンネルがあるとなれば、調査が行われてしかるべきである。しかしなぜか、その後の修復で穴はコンクリートで埋められ、マンホールのような蓋が取り付けられてしまったそうだ。
また、大スフィンクスには背中にも内部への入り口がある。こちらは四角い小さな穴で、その奥には縦坑が続いている。エジプトの考古学相も務めた高名な考古学者ザヒ・ハワス氏は、かつてこの穴を調査し、マスコミにも公開している。だが、その後調査はなぜかストップしてしまったようで、スフィンクスの内部や地下に何があるのか、その謎は未だに解き明かされていないことになっている。
大スフィンクスをめぐるあまりにも不可解な経緯に、海外メディアは「真実を人々の目から隠す陰謀が裏にある」と指摘している。一説によれば、大スフィンクスは三大ピラミッドよりさらに古いもので、その建造にはアトランティスのような超古代文明やエイリアンといった存在が関わっている可能性も指摘されている。大スフィンクスの隠し部屋にはその証拠が存在したが、あまりにも常識外れだったために、公表されず闇に葬られたとする意見もある。
三大ピラミッドに比べるとあまり注目されない大スフィンクスだが、その内側にはピラミッドにも負けない大きな謎を抱えている。あまりにも不自然に隠された頭頂部の“入り口”は一体どこにつながっているのか? その秘密が明らかにされる日が来ることを願っている。
提供元・TOCANA
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