かわいい動物との距離が驚くほど近い「神戸どうぶつ王国」。おやつタイムやパフォーマンスショーなど、ふれあいや体験メニューが多く、子連れファミリーにも人気です。アウトサイドパークとよばれる屋外エリアと、インサイドパークの屋内エリアに分かれており、見ごたえのある広さの屋内エリアで、寒い冬や暑い夏、雨の日でも安心して過ごせます。砂漠の天使といわれる話題のスナネコや、オープンしたばかりの新展示場でのびのび遊ぶコビトカバなど、珍しい動物たちに会えるのもこの施設ならでは。そんな「神戸どうぶつ王国」で一日満喫しましょう。
目次
- アクセス良好&駐車場多数、お得なチケットも!
- 12月から公開!スナネコの赤ちゃんと子どもは必見
- 2頭のコビトカバに会える新展示場が11月にオープン!
- 希少なハシビロコウはゆっくり観察を
- 動物とのふれあい体験は小さい子どももOK
- パフォーマンスショーは必見!時間をチェックして網羅しよう!
- ハシビロコウやスナネコがモチーフのオリジナルフードに注目!
- カピパラのマスクなど、オリジナルグッズが勢ぞろい
アクセス良好&駐車場多数、お得なチケットも!
公共交通機関を利用するなら、JR・阪急・阪神・神戸市営地下鉄各三宮駅からポートライナー(神戸新交通・空港方面行/大人290円、子ども140円)に乗り換え「京コンピュータ前(神戸どうぶつ王国)駅」南口から出てすぐのところにある“北エントランス”から入園します。駅からすぐなので雨でも安心です。ポートライナー利用時は、ポートライナー三ノ宮駅・神戸空港駅で販売されているポートライナーセット券を利用しましょう。入園料金と同額で往復乗車券込みの価格なのでとってもお得です。入園料金は、大人(中学生以上)1800円、小学生1000円、幼児(4・5歳)300円、シルバー(65歳以上)1300円となっています。
車利用時は神戸どうぶつ王国南側にある駐車場(普通車1000台、500円/台・24時間)へ。この場合は、“南エントランス”から入園します。事前にるるぶモールのお得なレジャーチケットを購入しておくと便利ですよ!
12月から公開!スナネコの赤ちゃんと子どもは必見(屋内)
北エントランスを入ってすぐの“コンタクトアニマルズコーナー”前に「スナネコの子ども展示場」があります。公開時間になるまでは、ロールスクリーンが降ろされ、中が見えないようになっています。ワクワクしながら待ちましょう!
公開時間は、11~13時と14~16時の1日2回。平日は、展示場前に並んで公開時間を待ちますが、土・日曜 祝日には、公開の1時間前に中央デッキで整理券が配られます(整理券はなくなり次第終了)。1グループずつ限られた時間で、スナネコの子どもに会うことができます。
こちら、ムスタ父さんとバリー母さんの間に、2020年8月に生まれた第1子で、2021年には名前が決まる予定です。スナネコは、砂漠に生息する野生ネコ。夏暑く、冬は寒い砂漠の過酷な環境の中で生息しているので、気性が荒く、かわいいのですがペットには向いていないといいます。砂漠は地面が熱いので、肉球を守るために肉球の周りに長い毛があるのも他のネコにはない特徴です。とにかくやんちゃ盛りで活発に動き、よく食べる子です。
2020年11月に生まれたスナネコの赤ちゃんです。12月18日(金)からは第二子の赤ちゃんの公開も始まり、「スナネコの子ども」→「スナネコの赤ちゃん」の流れで観覧することができます。
状況によって、観覧や整理券配布の方法などが変更になる場合がありますので、おでかけ前に公式サイトの詳細ページを確認しておきましょう。
2頭のコビトカバに会える新展示場が11月にオープン!(屋内)
園のニューフェイスをもう一頭、紹介しましょう。コビトカバの「タムタム(オス)」です。大阪・EXPOCITY内にある「NIFREL(ニフレル)」から2020年7月に婿入りしました。午前は「タムタム(オス)」、午後は「コウメ(メス)」を交代で展示していましたが、2020年11月にコビトカバの新展示場がオープンし、2頭同時に会えるようになりました。
コビトカバは「ジャイアントパンダ」「オカピ」と共に世界三大珍獣と呼ばれており、絶滅危惧種にも指定されています。新展示場は、コビトカバの故郷であるジャングルを再現。高さ約5m級の巨木や川から水が流れ込む池があり、タムタムたちが気ままに過ごす姿を観察することができます。こちらは制限時間もないので、ゆっくり見ることができますよ。
希少なハシビロコウはゆっくり観察を(屋内)
大きな靴のようなくちばしが特徴の「ハシビロコウ」。現在、日本の動物園には13羽しかいないそうですが、そのうちの2羽が関西では唯一、この園に。体長は110~140cmと大きく迫力があり、大人気の2羽です。長時間ピタッと動きを止めることでも知られています。動いてもゆっくりとした動作なので撮影も余裕をもってできますよ。
動物とのふれあい体験は小さい子どももOK
神戸どうぶつ王国は、動物たちとの距離がとても近いのが特徴。ウサギやモルモットなどにえさやりができる「コンタクトアニマルズ」や実際に動物に乗ることができるライドを通して、動物たちとふれあうことができます。ライドやコンタクトアニマルズは時間が決まっていますが、えさやりは動物が満腹でない限りどの時間でも大丈夫ですよ。
コンタクトアニマルズ(屋内)のコーナーには、かわいい犬やネコたちとふれあえる「ワンタッチ&ニャンタッチブース」とウサギやモルモットふれあえる「ピョンタッチ広場」があります。
- ワンタッチ&ニャンタッチ(1回10分15名):平日10時30分~11時45分、土日・祝日13時30分~15時30分
ピョンタッチ広場(1回10分20名):[1]10時~11時45分/[2]13時30分~15時30分
ラクダライド(屋外)は人気の体験メニューで、関西でラクダに乗る体験ができるのはここだけ。1周回る間に、スタッフからラクダのお話を聞くこともでき、ぐっと身近に感じます。体験は1日2回、1回800円、各回先着20名。身長100㎝以上、体重85㎏まで。
ホースライド(屋外)は、ポニーと馬の2種類。ポニーは1回300円で3~6歳、馬は1回500円で6歳以上、体重80㎏まで。
ラクダライド・ホースライド:[1]11時~12時/[2]13時30分~14時30分
かわいい動物たちとふれあう前後は、園内各所に設けられた手洗い場を利用しましょう。
※ふれあいやイベントは、時間変更になる場合もあるので、公式サイトで確認しましょう。
パフォーマンスショーは必見!時間をチェックして網羅しよう!
神戸どうぶつ王国では、園内各所でさまざまなイベントを開催しています。なかでも、ウォーターリリーズ(屋内)で1日2回(土・日曜は3回)開催される「バードパフォーマンスショー」は必見です。約30分間のショーには6種類の鳥が登場しますよ。午前と午後で種類が変わる鳥もいるので、両方見ても楽しめます。
この日の1羽目はワシの仲間、2羽目はオオフクロウが登場。両サイドに立ったスタッフの間を鳥が飛び立っていきます。一番オススメの席は、スタッフの立っているすぐ前の席。かなりの至近距離で鳥たちを見ることができますよ。手を伸ばしたり、立ち上がったりするのはNGです。
鳥たちの羽ばたきは、優雅で美しくもあり、目の前を横切るさまは迫力もあり、あっという間に感動の30分です。
その他、たくさんのペリカンが一斉に飛ぶ大迫力の「ペリカンフライト」や、羊飼いによるシープドッグパフォーマンスとフリスビードッグパフォーマンスの「ドッグパフォーマンス―ショー」など、イベントはほとんど重ならないタイムスケジュールで開かれているのがうれしい限り。入園したら、まずは気になるイベントをチェックしてから回るのがポイントです。
※ふれあいやイベントは、時間変更になる場合もあるので、公式サイトで確認しましょう。
ハシビロコウやスナネコがモチーフのオリジナルフードに注目!
神戸どうぶつ王国の飲食施設の一つ「アルパカフェ」では、アラカルトメニューと通常のカフェメニューがあります。
アラカルトメニューのなかで子どもたちに人気なのは、デミオムライス。やさしい味のデミソースに星のポテトが乗って、食べている途中も食べ終わった後も楽しめる工夫がいっぱい。
パパやママは園長おすすめのシンガポールチキンライスを味わってみて。
ティータイムには、カフェメニューの「ハシビロコーヒー」はいかがでしょう。迫力のハシビロコウのカップはユーモアたっぷり。コーヒーのお供には、カスタードクリームが贅沢に入った縞々コロネの「ワオワオロール」を。
人気のスナネコアイスも忘れないで。チーズバーガーセットやうどんセットなどがある飲食施設「レトリバー」で食べることができます。スナネコのミケ柄はキャラメルミルク味で、子どもにも大人気。
お弁当を持ってきたファミリーは、専用スペースを利用することができます。屋内のアルパカフェ2階と屋外カンガルーファーム前の芝生広場です。アルパカフェ2階には、エレベーターを利用することもできるので、ベビーカーでも安心です。どこの飲食施設でも、ミルク用のお湯を提供してもらえるので、必要な場合はスタッフにお声がけを。
また、授乳室・おむつ替えスペースは園内に3カ所あります。「北エントランス横」「コンタクトパロッツ横」「フラワーシャワー横」で、それぞれベビーベッドと授乳用カーテンスペースが用意されています(男性入室不可)。
カピパラのマスクなど、オリジナルグッズが勢ぞろい
「ショップ ラブ・バード」には、ぬいぐるみやお菓子類、文具など約3000アイテムの商品が並んでいます。なかでも人気の商品を紹介しましょう。
一番人気は、オリジナルウレタンマスクです。スナネコ、カピパラ、ハシビロコウなど6柄(Sサイズのみ4柄)あり、S(子ども向け)・M・Lと3サイズそろっています。入荷してもすぐ売り切れる人気商品です。
買うことが野生動物の保全につながるグッズもおすすめです。ここでは、国の天然記念物で国内希少野生動植物種に指定されている「ツシマヤマネコ」のお弁当箱が人気です。
ラブ・バードでは、2020年9月から使用量の削減を目指しレジ袋が有料化されました。訪れる際は、環境にやさしいエコバッグを持参しましょう。有料レジ袋は複数の種類があり(10円~)、売り上げの一部は野生動物たちの故郷を守る活動に寄付されています。
1日たっぷり遊べる「神戸どうぶつ王国」。子どもたちが喜ぶのはもちろんのこと、大人もしっかり楽しめる要素が盛りだくさんです。ショーなどのイベントをまずはチェック、それ以外の時間は、気になる動物に会ってきましょう。
新型コロナウイルス感染症予防対策として
屋内エリアの換気、施設内の定期的な消毒作業が行われています。ご利用の際にはマスクの着用、手指・靴底の消毒、入定前の検温・体調管理確認、「兵庫県新型コロナ追跡システム」への登録に協力しましょう。
神戸どうぶつ王国
問合先 | 078-302-8899 |
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住所 | 兵庫県神戸市中央区港島南町7-1-9 |
料金 | 中学生以上1800円、小学生1000円、4・5歳300円 |
営業時間 | 10~17時(土・日曜、祝日は~17時30分、12~2月は閉館時間がそれぞれ30分前) ※営業時間は変更になることもあるので、公式サイト要確認 |
定休日 | 木曜(祝日・春休み・GW・夏休み・年末年始は営業) |
設備 | ロッカー、授乳室、ベビーカーレンタル(400円、予約不可) |
URL | https://www.kobe-oukoku.com/ |
●表示価格は全て税込です
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
提供元・るるぶkids
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