ジェフユナイテッド千葉所属FW小森飛絢は、10月26日に行われた明治安田J2リーグ第36節の藤枝MYFC戦で同点ゴールをマーク。シーズン終盤になって再びゴールを量産しているだけに、国内のみならず欧州でも注目を浴びている。
現在24歳の同選手は、プロ1年目の2023シーズンから2桁ゴールを挙げ、J2ベストイレブンに選出。今季も第2節藤枝戦からリーグ戦4試合つづけてゴールを奪うと、その後も勢いは止まらず。8月25日の第28節ベガルタ仙台戦以降は、9試合で13ゴールを挙げており、9月21日の第32節レノファ山口戦でハットトリックを達成するなど、チームの大型連勝に大きく貢献している。
藤枝戦でも、1-2で迎えた65分にMF横山暁之のスルーパスをきっかけに生まれたチャンスからゴールネットを揺らした小森。J2得点ランキングで首位を走っている同選手の去就を巡っては、千葉のJ1昇格が叶わない場合にJ1クラブへ移籍する可能性がネット上でささやかれている。
そんななか、オランダメディア『huiskamerscout』のジャーナリストは、藤枝戦後にXで「この時点で、欧州クラブが小森をピックアップしないのは盲目だ。このままだと、J1リーグへステップアップするだろう」と投稿。欧州移籍の可能性こそ不透明であるものの、千葉の成績次第では個人昇格が濃厚との見方を示すなど、同選手の今後に関心を寄せている。
なお千葉はリーグ戦残り2試合でJ1昇格プレーオフ圏内の4位。暫定ではあるが、プレーオフ圏外の7位モンテディオ山形との勝ち点差は4。一方、2位清水エスパルスとの勝ち点差は12であるため、自動昇格の可能性は消滅している。