船井電機(大阪府大東市)は、東京地裁から破産手続きの開始決定を受けました。同社は、近年は海外勢との競争激化に苦しみ、事業が低迷していました。

また、2023年には買収した脱毛サロンチェーンを1年で売却するなど経営方針が定まらず、08年の創業者退任後は後継者選びにも失敗し、赤字体質に陥っていました。さらにミュゼに関連して、22億円の広告代金回収不能という事態が発生していました。

参照:「世界のFUNAI」破産手続きへ 低価格テレビで一世風靡 日経新聞

これを受け、全従業員約2000人は即時解雇されることになりました。