現地時間10月6日に行われたUEFA女子チャンピオンズリーグ(WCL)のセルティック女子対トゥウェンテ女子の試合(0-2)で、ホームチームのセルティックファンが観客席で「マリファナを吸っていた」との非難が浮上している。
同試合はセルティック女子チームにとってWCL初出場の歴史的な一戦であり、エレナ・サディク監督のもと奮闘したが、トゥウェンテに敗れた。
通常、ヨーロッパの舞台でセルティックのホームに訪れるチームは、熱狂的なファンが生み出す迫力ある雰囲気に圧倒されるが、同試合でトゥウェンテのキャプテンMFダニク・ファン・ヒンケルは、歓声と共に漂うマリファナのような匂いに驚かされたという。
試合後、彼女は「こんな雰囲気は初めてだった。歓声はすごかったが、マリファナの匂いが問題だった。ピッチ上でそんな匂いがするのは異例だ」と語り、チームメイトも匂いに気づいていたと明かした。しかし、匂いが選手たちのプレーに影響を与えることはなく、トゥウェンテは2-0で勝利を収めた。
この一件に関して、UEFA(欧州サッカー連盟)の試合報告書には記載はなく、公式には問題とされていない。しかし、セルティックファンがクラブの有名サポーターであるアメリカのラッパー、スヌープ・ドッグの影響を受けた可能性もささやかれている。彼は「疑わしい物質」を嗜むことで知られており、先週の試合会場ではそうした影響が感じられる異例の雰囲気が漂っていたようだ。