10月20日に行われたモンゴル・ナショナルプレミアリーグ(モンゴル1部)2024/25第9節で、元松本山雅ユースのFW斎藤碧斗(24)が所属するブレラ・イルツがアウェーで最下位のトゥブ・アザルガヌウドと対戦し、20-1という圧倒的なスコアで勝利を収めたようだ。
また、トゥブ・アザルガヌウドは第9節時点で1度も勝利できておらず、ブレラ戦中に斎藤が挙げた2ゴールを含め合計119という、とんでもない数の失点を許している。一方、ブレラ・イルツは3勝1分5敗という成績で8位。斎藤の他にも日本人選手の環太平洋大学サッカー部出身DF中村奨(27)が所属している。
ブレラ・イルツはイタリアのミラノを拠点とするブレラFCのパートナークラブ。ブレラFCはアマチュアクラブでありながら、セリエAのミランとインテルに続く「ミラノの3番目のチーム」と呼ばれるほど知られている。サッカーがまだマイナーなスポーツである国のクラブと契約を結び、そこで活躍した選手をイタリア本拠地クラブの戦力にするのが目標のようだ。
現在のEU圏外枠に関するルールではセリエB(イタリア2部)以下クラブへの移籍がほぼ不可能だが、シーズンごとにルールは大幅に変更するため、将来的に斎藤と中村がイタリアでプレーする姿が見られるかもしれない。