その他にも、人気アーティストのライブでは入場する際に身分証明書による本人確認を義務づけるなど様々な対策が行われている。Jリーグでは公式によるリセールの利用を呼び掛けてはいるものの、C大阪のように具体的な対応は行っていない。このようにクラブ独自で対応したケースもあるが、本来は主催者であるJリーグが率先してこうした対策を行うべきではないだろうか。

 今大会決勝のチケットはプレミア化する中、人気YouTuber達による招待企画への批判や必要性を問うことに加え転売や詐欺行為など、入場券に関する問題が山積みとなっている。今後、これらの問題が改善され「純粋に試合を観戦したい」と心から願うファン・サポーターにチケットが行き渡る日は来るのだろうか。