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自民党のマニフェストすら届いていないのに党勢拡大…?執行部の説明との矛盾2000万円の政党交付金記事に関する自民党内の説明資料 QYFq98qARP pic.twitter.com/mZ2nqxzhUK
— 篠原裕明 (@shino7878shino) October 24, 2024
自民党の総裁・幹事長室名義で書かれた、当該報道に関する説明文書。
政党交付金の定期交付とは別に、選挙用として別途交付したのが今回支給されたものであるとしています。そして、「党勢拡大のために使うよう、通知している」とあります。 (※報道では13日付とするものが見られるが*1、都24区支部への通知がいつなのかは不明)
他方で、萩生田氏は「当方としても報道されるまでまったく存じ上げず」「事前に連絡も無かった」とも言っており、食い違いが生じている状態です。
矛盾のない事態としては、党本部は本当にそのような通知を書面で発したが、萩生田氏が非公認ということもあり東京都第24選挙区支部が機能しておらず、支部の事務方も萩生田氏も党本部からの通知に気づかなかった、ということが考えられます。
振り込みについては告示日の翌日というタイミングであり選挙戦を戦っている中で気づく暇も無かった、というのは実際あり得るものと言えるでしょう。
しかし、「自民党のマニフェストさえ届いていない」というのが本当であれば、萩生田氏も疑問を呈しているように「党勢拡大のため」というのはよくわかりません。萩生田氏側から要求すれば入手できたのか否かはわかりませんが、15日が衆院選の告示日であり、通知が13日付だったとすれば選挙戦の直前に突然「党勢拡大のため」動けと伝えるのは、人の手配や印刷の時間も考えればあり得ない指示だと思います。指揮系統がぐちゃぐちゃなんだなぁという感想しか出てきません。