チューリッヒ生命保険株式会社は、全国1,000人のビジネスパーソンを対象に「ストレスについての調査」を実施しました。
この調査は、全国の20~59歳の有職者を対象として行われ、今回で7回目となるそうです。
ストレスを感じる要因について
今回の調査によると、「仕事上で最もストレスを感じる要因」については、「給与・賞与(21.7%)」が最多。過去の調査に引き続き4回連続で1位とのことです。
また、「仕事内容(17.8%)」「上司・部下以外の社内の人間関係(15.4%)」「上司との関係(13.6%)」という声も目立つ結果となりました。
また、ストレスが精神面に与える影響をたずねています。
「少しでも不調や不安を感じることがある(46.1%)」という回答から、日々ストレスと隣り合わせにある現状が浮かびます。
さらに、精神的な不調につながる主なストレスをたずねた設問では、「職場での人間関係によるストレス(45.8%)」が最多となった模様です。
ハラスメントに関するデータも
自身が受けたことがあるハラスメントにも調査が及んでいます。
回答全体では「パワハラ(39%)」「セクハラ(27.9%)」「モラハラ(18.6%)」の順で続きます。
さらに、女性では「セクハラ」、男性では「アルハラ」「ロジハラ」を異性と比して多く受ける傾向を示しているそうです。
ハラスメントを見聞きした後の対処に関しては、「何もできなかった(58.7%)」が最も多いという結果になりました。
調査概要
調査方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したWebアンケート方式
調査対象:アイリサーチ登録モニターのうち、全国の20~59歳の有職者
有効回答数:1,000人
20代・30代・40代・50代の男女:各125人で構成
調査実施日:8月8日~9日
調査主体:チューリッヒ生命保険株式会社
<参照>
2024年 ビジネスパーソンが抱えるストレスに関する調査