■プロテインの新規開拓=ギャンブル?
1本150円前後のドリンク類と比較すると、プロテイン商品はギャンブル的な側面も強い。なぜなら、プロテイン商品の多くは「kg」単位で販売されているからだ。
そのため消費し切るには一定の期間が必要であり、自分好みの味であれば問題ないが、その逆ならばもはや苦行。「あの味を選んでおけば良かった…」と後悔しながら、別のプロテインを新たに買うべく、せっせと「好みでない」プロテインを摂取する憂鬱な日々が続くのだ。
また、一定の量で販売されているということは、値段も「そこそこする」という点もネックである。
そのため、店頭で変わり種や新作のプロテインを見かけた際に「おっ」と目が留まることがあっても、安定志向を優先して新規開拓は避け、いつも通りの無難なプロテインを購入する人は多いことだろう。
だが、今回ドンキで発見された「プロテインバー自販機」ならば、多くのユーザーが抱えた不満を「お手頃価格の試飲」という方法で、見事解決してくれるのだ。
画期的なアイデアは人々のハートを射止め、前出のポストは投稿からわずか数日で1万件以上ものリポストを記録。
Xユーザーからは「職場にも置いてほしい」「この発想は天才」「ジムにも置いてほしい。真面目に需要あるでしょ」「すげぇ、こんなのあるのか…」「全人類が求めていたもの」「失敗すると本当に痛いから、救われる人多そう」といった具合に、驚きと称賛の入り混じった声が多数寄せられている。
果たして、こちらの自販機はどのような経緯で設置されたのだろうか…?