ポルトガル1部スポルティングCP所属MF守田英正に対する現地での評価がさらに上がっている模様。町田ゼルビア所属の日本代表MF相馬勇紀も、守田の凄さについて語っていた。
川崎フロンターレ、CDサンタ・クララを経て、2022/23シーズンからスポルティングでプレーしている守田。2023/24シーズンにリーグ戦29試合の出場で2ゴール4アシストと、ポルトガル1部優勝に大きく貢献すると、今季もここまでリーグ戦8試合の出場で1ゴール。中盤で必要不可欠な戦力としてルベン・アモリム監督から信頼を寄せられる一方、代表戦直後のコンディション悪化がマイナス材料だと度々報じられている。
ポルトガル国内で存在感を発揮しているだけに、ライバルクラブのOBも守田を絶賛。同国紙『ア・ボーラ』で10月24日に掲載された記事によると、かつてベンフィカやブラジル代表、名古屋グランパスでプレーしていたバウド氏は、スポルティングの現有戦力を高評価。「スポルティングは結果で周囲を納得させている。ヴィクトル・ギェケレシュなど違いを生む選手がいるが、私は守田のことが大好きだ」と語ったという。
守田に対する現地評価が高いことには、2024年夏までカーザ・ピアACでプレーしていた相馬が言及。インターネット動画配信サービス『DAZN』の制作番組「内田篤人のフットボールタイム」に出演した際に、「守田くんは絶賛されています。評価はめちゃくちゃ高いです」と述べていた。
MF遠藤航(リバプール)以上に、日本代表の中盤で替えのきかない存在となっている守田。2023年秋からスポルティングとの契約延長がいまだに公式発表されないだけに、今後ステップアップ移籍を期待する声も挙がりそうだ。