2012年から孤独な火星探査ミッションを続ける「マーズ・サイエンス・ラボラトリー(通称、キュリオシティ)」。NASA(アメリカ航空宇宙局)肝いりの探査機であるが、熱い視線を送っているのは科学者だけにとどまらない。世界中のUFO研究家も、キュリオシティが日々地球に送信する火星画像から目が離せないでいる。
それというのも、キュリオシティ撮影の火星画像に不可解な物体が頻繁に紛れ込んでいるためだ。そして、2017年には驚愕の物体が写り込んでいたことが発覚し、ネット上で秘かな話題となったのだ。
UFO研究YouTubeチャンネル「SecureTeam10」が、2017年6月に紹介動画を公開すると、みるみる大きな反響を呼んだ。
それでは早速、問題の物体をご覧頂こう。
岩が円環状に配置されている様子がハッキリと見て取れるだろう。その姿から英紙「Daily Star」は、「ストーンサークル」と名付けている。ストーンサークルというと人工的な印象を与えるが、ここはもちろん火星である。人工的に作られたもののはずがない。だが、これほど不自然なものが自然に形成されたと考えるのもまた難しいと認めざるをえないだろう。
YouTubeのコメント欄からいくつかユーザーの声をご紹介しよう。
「この形状は明らかに自然なものじゃない」
「これはピラミッドじゃないか…? 印象的だ」
「大昔の火星は地球と瓜二つだったのかもしれないな」
一方、自然に形成されたクレーターとの声もあり、あるユーザーは火山から噴出され、着陸後に浸食した「溶岩爆弾」ではないかと指摘している。
賛否両論あるが真相は依然不明である。日本の環状列石やイギリスのストーンヘンジなど、地球上にも点在する「ストーンサークル」はしばしば信仰や儀式、あるいは宇宙人のための目印などと言われているが、果たして、これは火星文明にも信仰が存在していた証拠なのか、それともただの自然物なのか…。最終的な判断は読者に委ねたい。
提供元・TOCANA
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