毎日便利に活用しているスマホ。財布やカメラ代わりに使うのはもちろんのこと、「バーチャルアシスタント」と呼ばれる機能を使いこなすことで、生活をスマートにしている人も多いのではないだろうか。
バーチャルアシスタントは、iPhoneをはじめとするApple製品であれば「Siri」、Android OSが搭載されている機器では「Google Assistant」が該当する。「ヘイ、Siri」もしくは「オッケー、Google」と呼びかけるだけで、スマホを操作しなくても明日の天気を調べてくれたり、アラームをかけてくれたりする。2011年ごろから実装がはじまっており、我々の生活において心強い味方となっている。
しかし今回ご紹介する話題のポストでは、Siriによってまさかのトラブル勃発の危機があったことが紹介されている。
まさか不倫をアシスト!? 可愛すぎるSiriの勘違い
その話題のポストとは、なちゅ。@itacchikuさんがXに投稿したこちらのエピソードである。
日頃からSiriを使いこなしているなちゅ。@itacchikuさんだが、LINEを長女に送ろうとしたものの、うっかりSiriが名前を聞き間違えてしまい、仕事関係の既婚者男性に送信しようとしてしまう。これだけなら、まだ「Siriのうっかりさん!笑」、「てへぺろ!」のやり取りで済まされるものの、内容が「お風呂空いたよ」であったのだから、そうもいかない。万が一、そんなLINEを送ってしまっていたら、不倫の火消しに奔走しなくてはいけないこと間違いなしである。
リプライ欄にも「万が一にも相手の奥さんに見られたらwww」、「ひゃー!!危ない」とのコメントが寄せられている。なちゅ。@itacchikuさんが送信前にSiriを食い止めることができたから笑い話になっているものの、一歩間違えたらシャレにならない自体になっていたのだから、Siriには少し反省してほしい。
まだまだある! Siriの勘違いエピソード
他にもなちゅ。@itacchikuさんの投稿に対するリプライ欄では、「SiriってLINEの扱い下手だよね。その他に何を上手にできるかって聞かれたら、今何時?くらいしか正確に答えられるものはないけどね。(天気はよく外す)」、「音声でできるの便利だなと思ったけど、うちの子も聞き間違い激しいからやめとこ( ˙꒳˙ )アラームお願いして、午前午後聞かれて答えたら「そうですよね!」と爽やかな返事。そしてアラームは設定されていませんでした( ˙꒳˙ )」というように、Siriのうっかりエピソードが寄せられている。
実は日本語は、平仮名・カタカナ・漢字という3種類の文字が存在する、世界的にもトップクラスに難易度の高い言語である。さらに、同音異義語が非常に多いことから、音声認識を苦しめる存在である。「庭・二羽・二話」や「橋・端・箸」はその代表格であるが、バーチャルアシスタントからすると「えっ?なんて?」と聞き返したくなることばかりであろう。
さらに単語と単語の間に区切りが存在しないため、人工知能にとって「ふざけんな日本語」となってしまう言語なのだ。ゆえに、バーチャルアシスタントの登場直後は、英語と比較して日本語の認識能力が著しく劣っていたらしいSiri。近年は技術の進歩とデータの蓄積が進んだ印象を受けていたが、まだまだなちゅ。@itacchikuさんの経験した事件ように、っ聞き取り能力が不十分な部分もある。バーチャルアシスタントを使う時は、明瞭な発音を心がけ、まさかの事態が起きないように注意しておこう。
※サムネイル画像(Image:「なちゅ。(@itacchiku)」さん提供)