Z世代が利用する暗記アプリの中でも「最強」として特に人気のある「Anki」。しかし最近リリースされたQuizKnock運営会社発の暗記アプリ「Newmonic」は、そのAnkiに匹敵する機能を持つと話題です。今回は、この「Newmonic」がどれだけ凄いのかを実際に試してみました。
暗記アプリ「Newmonic」はQuizKnock運営会社発の暗記アプリ
「Newmonic」は、クイズ王・伊沢拓司さんが率いる東大発の知識集団「QuizKnock」を運営する株式会社batonが開発した暗記アプリ。ユーザーの「わかった」「難しい」の判定をもとに、各問題の定着度合いを判断し、最適なタイミングで繰り返し出題する仕組みとなっています。これにより、一度見ただけでは覚えきれない問題も、忘れそうなタイミングで再度復習することで、知識の定着を図ることができます。
問題を「暗記に適したタイミング」で繰り返し出題
「Newmonic」の最大の特徴は、問題を暗記に最適なタイミングで繰り返し出題する点です。ユーザーが「わかった」か「難しい」かをスワイプ操作で判定することで、アプリが自動的に問題の定着度合いを判断し、適切なタイミングで再度出題します。この機能により、効率的に知識を定着させることができます。さらに、プッシュ通知で最適な復習タイミングをお知らせしてくれるので、忘れがちな復習も漏れなく行うことができます。
こうした「暗記に最適なタイミングでの繰り返しの出題」という特徴は、もともと「Anki」に見られるものです。その「Anki」のいわばQuizKnock版が「Newmonic」と言えるため、非常に注目を集めています。
「Newmonic」で使うデッキを実際に作ってみよう
Newmonicでは、暗記したい内容を「デッキ」という単位で管理します。デッキは、問題と解答のセットで、ユーザーが自由に作成することができます。
oogleスプレッドシートで問題を作ってCSVインポートが可能
Newmonicでは、Googleスプレッドシートを使ってデッキを作成し、CSVファイルとしてインポートすることができます。この機能により、PCでの大量の問題作成が可能になります。たとえば自分でスプレッドシートの1列目に問題、2列目に解答を入力し、CSVファイルとして取り込むのでもOK。
ちなみにChatGPTやGeminiといった生成AIに「TOEICで◎点を目指すために暗記すべき英単語の一覧と日本語訳、解説を出力してください」と頼み、その内容をスプレッドシートに転記してNewmonicにインポートすれば、より効率的にデッキを作ることを作ることができます(※実際に生成AIを利用してデッキを作る場合は、生成AIの回答に誤りがないか事前に入念にチェックしたうえでインポートをしましょう)。