南米アルゼンチンにて、農場で働いていた人が「ゴブリン」のような小型の二足歩行する生物の映像の撮影に成功、そればかりかゴブリンに襲われたと主張もして話題になっているという。

 この事件は28日木曜日にサン・パブロという集落で起こったという。目撃者は農場の作業員で、車で現場近くを通りかかったところ謎の生物が農場の茂みから姿を現したのだという。男性が車を降りたところ、ゴブリンは突然高く飛び上がって男性に襲いかかった。そのままゴブリンは彼を殴りつけ、車から数メートル引きずっていったことからゴブリンが見た目とは裏腹に「人間離れした怪力」を持っていたことに驚いたと男性は語る。 そこで男性は気を失ってしまったそうだが、幸いなことに彼の帰りが遅いことに気づいた同僚の一人が探しにきてくれたお陰で男性は助け出されたという。しかし、目を覚ました直後はあまりに恐ろしい思いをしたためか、男性は混乱して何が起きていたのか説明できなかったそうだ。

 一見荒唐無稽に思えるこの証言に信憑性を与えているのが、ゴブリンとの遭遇で男性が負ったとされる怪我らしきものを写した写真も存在している点だ(動画の後半に怪我の画像も差し込まれている)。

 この驚くべき体験談と動画はネットに投稿されるや否や、アルゼンチン国内のSNSで大反響を呼んだ。南米にはいたずら好きで時に人間に危害を加える小鬼の伝説が存在していることから、この男性は本物のゴブリンの襲撃に遭ったのだと信じている人が多いようだ。勿論、怪我の写真含めて仕込みの「よくできた巧妙なフェイク動画だ」とする懐疑的な意見も出てきている。果たして動画は本物か否か、気になる人はぜひ動画を見て考えてみてほしい。

文=加藤史紀(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

提供元・TOCANA

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