実際にファストパスを使って感じた懸念点
一方、懸念点もいくつか感じました。ラーメン店やカフェ以外には普及しにくいシステムということと、ファストパスの料金の高さです。
「ラーメン店」以外に普及し得るかは微妙かも?
ラーメン店は基本的には事前予約を受け付けていないお店が多く、行列に並ぶ必要があります。そのため、並びたくない人にとって「ファストパス」=「優先案内」は画期的なサービスです。しかし、通常のレストランではそもそも「予約」というシステムがあります。
つまり、TableCheck Fastpassはラーメン店やカフェなど「行列に並ぶ」ことが前提の飲食店しか相性がよくないため、それ以外には広まらないのではないかと感じます。
「ラーメン」そのものの料金に対してファストパスが高いかも?
人気店のラーメンは1,000円~1,500円くらい、高くて2000円までが相場でしょう。そして、今回筆者が利用したファストパスは「390円」でした。
1,500円に対して390円のファストパスの場合、実質的に一杯1,890円。この場合、料金に対して2割ほどがファストパス代となります。「人気店のラーメンを行列に並ぶことなく食べられる喜び」に390円の価値があると思うか、料金に対して2割のファストパス代を高いと思うかは個人の価値観によります。
とはいえ「高い」と感じる方が少なからずいても不思議ではないですし、一度は興味本位で試したとしても繰り返しファストパスを使うレベルであるかは、微妙かもしれません。
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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