必食ソフトクリーム『十石みそソフトクリーム』
群馬・長野・埼玉の県境にある上野村。地域の特産品である「十石みそ」は、上野村で昔から作られている大豆・大麦・塩のみで作られる麦みそだ。米が作れなかった上野村では昔は麦を主食としていたので、保存食として麦味噌が造られていたそう。
その地元産「十石みそ」を使用したソフトクリームを道の駅で食べられる。味噌のソフトクリームと聞くと驚くかもしれないが、実は「甘い」と「しょっぱい」は、とても相性が良い。バニラソフトに十石みそを混ぜてあり、一口食べるとはじめに味噌の風味が口の中に広がるが、食べていくうちに次第に甘さも感じられる。その濃厚でコクのある味わいは、例えるならチーズのようで、このクセになる甘じょっぱさなら、リピーターが多いというのも納得である。
道の駅の売店では「十石みそ」を販売している。上野村産大豆を使用した数量限定のものと、国内産大豆で作られた2種類の十石みそがあるので、お好みの味噌をお土産に購入してみては。
こちらも味わいたい!『名物&名産品』
◆いのぶた肉の十石みそ鍋
特産の「いのぶた」を十石みそで煮込んだ鍋。いのぶた肉はクセがなく、肉の甘みと旨みが十石みそ仕立てのスープと相性抜群。十石みそのやや甘みとコクのある味わいに、いのぶた肉の旨みが加わり絶品。野菜や豆腐などもたっぷりと入り、お腹も大満足。いのぶたを堪能できる村の名物料理。
◆いのぶた
約50年前から飼育が始まった上野村名物のブランド肉で、イノシシの父親とブタの母親を掛け合わせた子供のこと。赤身肉は風味豊かな味わいで、脂身は甘みとコクがある。売店では、スライス肉のほか餃子やフランクなどの加工品を販売し、レストランでは各種いのぶた料理が食べられる。
ご当地ソフトが食べられる道の駅はこんなところ!
『道の駅 上野』はR299沿いに位置。駐車場には屋根付きの二輪車専用駐輪場が用意されている。上野村の農産物や特産品、菓子工房のスイーツ、焼き立てパンなどが購入できるほか、村の特産品である「いのぶた」や「十石みそ」を使ったメニューを楽しめるレストランがある。道の駅は神流川の目の前にあり、屋外には神流川を望めるテラスとBBQスペースを完備。建物から川原に降りることも可能だ。ガソリンスタンドが隣接しており、休憩や給油にも便利なスポットとなっている。
道の駅 施設紹介
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