今季限りでイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドとの現行契約が満了となるリバプール(イングランド1部)。契約延長に向けた具体的な動きは今のところ報じられてなく、来年1月1日からは海外クラブとの交渉が解禁となっている。
リバプール下部組織出身で2016年夏にトップチーム昇格を果たしたアレクサンダー=アーノルドは守備面では問題点を指摘されることも多々あるが、正確無比な右足のキック精度と攻撃センスを武器に今季はプレミアリーグ8試合で1アシストを記録。だが、レアル・マドリード(スペイン1部)からの関心が取り沙汰されている。
スペイン『Fichajes』によれば、仮に退団した場合の後釜としてリバプールのスカウト陣はミンゲサに注目している模様。セルタと2026年夏に契約満了となるミンゲサには2000万ユーロ(約32億9000万円)の契約解除金が存在していることから理想的な補強と考えているようだ。
バルセロナ下部組織出身のミンゲサは、2020年にトップチームデビューを果たすと、2022年夏にセルタへ完全移籍。高い攻撃力などを武器に今季はここまでラ・リーガ9試合で2ゴール5アシストを記録しており、好成績を収めている。
なお、ミンゲサの古巣であるバルセロナ(スペイン1部)が保有権の50%を保有しているとのこと。そのバルセロナもスペイン代表DFの復帰に興味を持っているとも報じられているなかで、日本代表MF遠藤航が在籍しているリバプールはどのような動きを見せるのだろうか。