Amazonは10月16日、Kindleシリーズから4機種の新モデルを発表した。2012年のKindleシリーズ発売以来初の刷新で、新デザインや新機能、新カラーなどを追加した。

AmazonがKindleシリーズを刷新 新モデルで機能向上と一部値上げ、広告モデルがなくなる
(画像=『BCN+R』より 引用)

ディスプレイの進化やめくりスピード向上で読書体験がより良く

 今回のKindleシリーズの刷新で新たにラインアップに加わったのは「Kindle Scribe」「Kindle Paperwhite」「Kindle Paperwhite シグニチャーエディション」「Kindle」の4機種。以前の最上位モデル「Kindle Oasis」がなくなり、Kindle Paperwhiteの上位モデルとしてシグネチャーエディションが新たに追加された形だ。ちなみに、キッズモデルの変化はない。

 また、前シリーズでは広告が表示されるモデルがラインアップの中にあったが、今回のシリーズでは全てのモデルで広告が表示されない。

AmazonがKindleシリーズを刷新 新モデルで機能向上と一部値上げ、広告モデルがなくなる
(画像=新Kindle Scribe,『BCN+R』より 引用)

 新たなKindle Scribeは、デザインを一新し白いベゼルが特徴的な外観になった。書き心地はより手書きに近づき、紙のように読み書きができる。

 また、新たな機能として文中にメモを書き込める「Active Canvas」が追加された。書き込んだデータはフォントサイズを変更しても位置が変わらず、見失うことがないという。ただし、同機能は一部の電子書籍のみに対応している。

AmazonがKindleシリーズを刷新 新モデルで機能向上と一部値上げ、広告モデルがなくなる
(画像=新Kindle Paperwhite,『BCN+R』より 引用)

 新しいKindle Paperwhiteは、前モデルと比べてページめくりの速度が25%向上した。これまでのKindle Paperwhiteの特徴だった薄型、防水、長期バッテリなどはそのままで、より滑らかな操作感となった。

 一方のKindle PaperwhiteシグネチャーエディションはKindle Paperwhiteの上位モデルで、基本的な機能に違いはないが、32GBのストレージやワイヤレス充電、自動明るさ調整機能などのメリットがある。

AmazonがKindleシリーズを刷新 新モデルで機能向上と一部値上げ、広告モデルがなくなる
(画像=新Kindle,『BCN+R』より 引用)

 最後に、今回のKindleシリーズでエントリークラスとなる新しいKindleは、前モデルよりも白黒コントラストと輝度が向上し、鮮明なディスプレイに進化した。

 また、ページめくり速度も速くなっており、スムーズな読書体験が可能になるという。そして、これまでブラックのみだったカラー展開に新色のマッチャが登場している。

 各種モデルのカラー展開は、新Kindle Scribeがタングステンとメタリックジェードの2色、新Kindle Paperwhiteはブラックの1色、新Kindle Paperwhiteシグニチャーエディションは、メタリックブラックとメタリックジェードの2色、新Kindleは、ブラックとマッチャの2色。

 価格は、新Kindle Scribeが5万6980円から、新Kindle Paperwhiteは2万7980円、新Kindle Paperwhiteシグニチャーエディションは3万2980円、新Kindleは1万9980円。

 発売時期は、新Kindle Scribeは10月16日からAmazon.co.jpで予約受付を開始し、12月4日から出荷開始予定。新Kindle Paperwhite、新Kindle Paperwhiteシグニチャーエディション、新Kindleは10月16日からAmazon.co.jpで販売している。

※Amazonのアソシエイトとして、BCN+Rは適格販売により収入を得ています。

提供元・BCN+R

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