また、研究者と一緒に書いた論文など、どの程度の貢献があったか見破られるに決まっていると決め付けて悠仁さまを根拠なく誹謗している。
さらに、「入試には定員があり、1人が入れば誰かが落ちてしまう」から恵まれた環境にある皇族は入試で競争すべきでないというが、そんなものは東大に限った話ではあるまい。
そして、「海外の大学に進むという選択肢はある」とし、「ウィンザー城構内に生息するトンボ研究」とか「ホワイトハウス敷地内に生息するトンボ研究」でもしたらどうかという支離滅裂な締めになっている。
実は私も、海外の大学も視野に入れるというのは賛成である。国際性を身に付けるためには、天皇陛下や秋篠宮さまの世代のように大学卒業後に留学するのではなく、もっと早く出た方がいいと思う。
だから、例えば学力的にも無理がない早稲田か慶應あたりに進学して、交換留学生制度を利用して、4年間のうち1年は海外に行かれ、その後は仕事や遊びで随時、海外行きの機会を持たれたらよいのではないかと私は提案している。
もしくは、すぐに海外の大学に留学し、その後、帰国子女として国内で進学するのも、選択肢としては悪くないだろう。
ただ、国内の学習院以外の大学に、一般入試であれ、AO入試であれチャレンジするのは、国民を一人押しのけるからダメだとかいうのは、ためにする議論であって、もはや深刻な人権侵害だ。