■「責めてくれていい」

評価が高かった投手陣も不調に陥った要因を高木氏は、「それはね、打てないと投げられなくなるよ。力投しても『負けてる』みたいな。それでは困るよ」と指摘する。

その後、西武の誤算を分析した高木氏は「来季も苦しいと思うよ。優勝予想は絶対にしない。裏切られたとは思っていないけど、惜しかったら裏切られたと思うけど、これだけ離されるとね。私の見る目のなさ」と嘆く。

森藤が「ファンもチームもこの成績は予想外だった。豊さんも責められない」とフォローするが、高木氏は「責めてくれていいよ、別に。がっかりしたから」と肩を落としていた。