22日あさ放送のNHK連続テレビ小説『おむすび』の回想シーンで映り込んだ“あるもの”に胸が締め付けられる視聴者が相次いだ。

■親友との仲を引き裂かれる歩

姉・歩(仲里依紗)の言葉に怒りを爆発させた結(橋本環奈)。家を飛び出して港で佇み、神戸で過ごした幼い頃を思い出す。

1994年10月、『美少女戦士セーラームーン』が大好きな5歳の結(磯村アメリ)と中学生の歩(高松咲希)は仲良しで、結は歩の親友・渡辺真紀(大島美優)にも懐いていた。

ある日、理髪店を営んでいた父・聖人(北村有起哉)は商店街の仲間たちから商店街にアーケードを設置する責任者になってほしいと頼まれ引き受けるが、真紀の父で靴店の店主、孝雄(緒形直人)はアーケード設置に大反対。真紀に歩と遊ばないように言い渡す。

真紀はその後も孝雄に内緒で米田家へ遊びに来ていたが、激怒した孝雄は「子供をだしにして、俺にアーケードの設置を認めさせたいんやろ」と言うと真紀を連れて帰ってしまった。