和歌山2区は、1票の格差を是正するため小選挙区の数が「10増10減」された結果、定数が3から2に減っています。この新たな区割りとなった「和歌山2区」は、保守分裂選挙となりました。
自民党を離党した無所属の世耕弘成氏が、自民党の新人二階伸康氏を抑えて優勢となっています。世耕氏は元参議院議員からの鞍替えであり、裏金問題で自民党から離党勧告を受けたため無所属で衆院選に挑んでいます。
産経新聞社とFNNの終盤情勢調査で、和歌山2区は世耕弘成氏が、自民党の二階伸康氏らを抑えて優勢。
世耕弘成氏が優勢、二階伸康氏らは伸び悩む 衆院和歌山2区、産経・FNN終盤調査 – 産経ニュースLDqI477Ws
— Tsukasa Shirakawa(白川司) (@lingualandjp) October 21, 2024
世耕氏、二階氏に圧勝の可能性 石破氏の演説中に帰る人も:和歌山2区XSlF5UN
— トータルニュースワールド (@TotalWorld1) October 22, 2024
一方、二階伸康氏は引退した自民党元幹事長の二階俊博氏の三男であり、父親の影響力を受けて立候補しました。二階氏は近畿ブロックで比例名簿順位が3位なので比例復活する可能性も高いと言われています。
『今まで通りお願いします』って世襲は本人もつらいし、もうやめた方が良い。公募等でしっかり見極めてやらないと、期待が欲望を生んでしがらみの極致となる。
世耕弘成氏が優勢、二階伸康氏らは伸び悩む 衆院和歌山2区、産経・FNN終盤調査(産経新聞)#YahooニュースJHdufF8Ci
— 飯田哲史@大阪&日本維新の会 (@satoshi_iida) October 21, 2024
和歌山2区は、二階氏が築いた強固な「二階王国」として知られており、世襲候補の二階伸康氏と、参院からくら替え出馬を果たした世耕弘成氏との激しい戦いが展開されています。