総合学院テクノスカレッジは、学生がキャンパス内のカフェやコンビニの運営を行う実学の場「ビジネスパーク」を展開しています。
10月以降は、学生がより主体的に社会探究を深められるよう、スタートアップやスモールビジネスの実践の場として活用。高校生や卒業生らとの協同企画を開催し、コワーキングスペースに加えて、ICTの活用も含めて地域・社会の人々も有効利用できるオープンなコミュニティーを目指すといいます。
「ショップづくり」通した実務の場を提供
ビジネスパークは、2校の計30学科82コースが集う同キャンパス内へ2023年に開設され、学生に企業や地域の人と交流しながら販売企画や経営にまつわる実務を行う場を提供するのが目的だといいます。
ビジネス情報科の学生を中心に、キャンパス内のカフェやコンビニでメニュー開発、ショップロゴやディスプレイの企画、商品の販売管理などを担当。
授業で学んだことを生かし、ショップづくりを体験しながら経営の知識やスキルを養っているそうです。
学外との接点も多数
また、ビジネスパークでは企業のキーマンや起業家を招いてのトークショーやワークショップを定期的に開催しています。
さらに、コワーキングスペースは在学生だけでなく、学習やビジネス活動に取り組む起業家らも利用可能になっているといい、将来的な起業や独立を考える学生が「社会」との接点をつくる場にもなっているとのこと。
「ビジネスマインドの醸成」目指す
ほかにも、敷地内にある認可保育園に通う園児の保護者らと保育士や専門家が語らう「親子カフェ」、留学生を交えた「イングリッシュカフェ」なども設置されており、幅広いコミュニティーが形成されているといいます。
連携企業や自治体を始めとした学外との接点を知り、理解する場としても利用されているそうです。
総合学院テクノスカレッジは、今後も「実学の場を通してビジネスマインドの醸成をめざす」というコンセプトにもとづき、ビジネスに関心を持つ学生の学びをサポートするプログラムを企画する予定とのことです。