当時は高齢者が少なかったので拍手喝采だったがこれに対抗して田中角栄が同じ事をした。そこから日本は社会保障にあえぐことになった。

一度タダにしたものを有料にするのは並大抵のことではない。既得権益だからだ。

これを10%にしたのが進次郎の父親の小泉元総理である。やはり圧倒的な支持率の元でやっとできたことだ。

つまり、

圧倒的な支持率がないと社会保障には手が付けられない

のである。

実は15年後には社会保障がこのままの年金と医療の制度なら、社会保障の出費はこうなる。

現在よりさらに年間で50兆円不足するのである。消費税収の2年分だ。すでに国札発行は現在も社会保障は50兆円も足りず、税金をつぎ込んでされでも足りずに国債を発行しまくってきた。

日銀もさすがにこれ以上は国債は引き受けられないと発表したので、つまり15年後の2040年には消費税を40%にするか、給料から50%を社会保険料で引かれるかの選択になる。

現役は死に絶えますよね!?

そのときになったらもう遅い。進次郎には忖度せずに既得権益をぶっ壊してもらいたい。経験の無さは菅グループが支持に回ったそうなので、

進次郎総理 + 豪腕の菅官房長官

で固める。

現役最後のご奉公で麻生さんには外務大臣、河野さんには引き続きITデジタルでよい。

できれば小泉総理で圧勝してバラマキ大好き公明党とは縁を切り、かわりに維新と連立を組んで社会保障のぶっ壊しと現役が死なない新しい仕組みを作りあげてほしいと切に願う。

一番の期待は進次郎が総理になることで「日本は変わる」というメッセージを国民の隅々まで行き渡らせることだ。景気も良くなる。そして子育て総理だから少子化対策も身をもってわかるだろう。少なくとも60歳以上のおっさん、おばさんはこうした若い主張のサポートに回るべきだと思う。

編集部より:この記事は永江一石氏のブログ「More Access,More Fun!」2024年8月21日の記事より転載させていただきました。