明治安田J2リーグ所属の藤枝MYFCは、ブラジル人FWアンデルソンと契約延長で合意に達する見込みである模様。同選手が母国メディアのインタビューで明らかにしている。
現在23歳のアンデルソンは、コリンチャンスなどブラジル国内複数クラブを渡り歩いた後、2023年1月にモト・クルブから藤枝へ完全移籍。来日1年目はJ2リーグ23試合の出場で3ゴールをマーク。今季は開幕からベンチ外が続いていたが、4月27日のJ2第12節・水戸ホーリーホック戦で2ゴールを挙げると、その後は6試合つづけてスタメン出場。レギュラー定着に近づいていた中、7月10日の天皇杯・鹿島アントラーズ戦で左大腿二頭筋肉離れ。8月末まで戦線離脱を強いられた後は、リーグ戦4試合でプレーしている。
今季ここまで2ゴールにとどまっているアンデルソンだが、ブラジルメディア『JC』が10月21日に伝えたところによると、藤枝は2025年12月までの契約延長を急いでいるとのこと。
本人は同メディアのインタビューで「クラブは僕の努力を評価してくれたし、もう1年契約更新のチャンスを与えてくれた」と契約延長の打診があったことを認めたほか、「僕は藤枝でのプレーに集中している。日本トップレベルの舞台で競争することが、僕の目標だ」と、日本でのさらなるレベルアップを誓ったという。
なお藤枝はJ2第35節終了時点で14勝4分17敗。残り3試合でJ3降格圏の18位栃木SCから勝ち点14差であるため、すでにJ2残留が確定している。