洗練されたデザイン、先進装備と最先端のハイブリッドパワートレインを搭載したレネゲードとコンパスの特別仕様車が受注開始
ジープは「レネゲード」と「コンパス」のラインアップに特別仕様車「ノーススター」を導入する。このパワフルでスタイリッシュなバリエーションは、ジープブランドが誇る伝説的な冒険心と頑丈な性能を完璧に表現している。ノーススター エディションは単なる特別モデルではなく、2024年末までに欧州でレネゲードとコンパスを100万台販売することを記念したモデルだ。
欧州ジープブランドの責任者であるエリック・ラフォージ氏は、次のように述べる。「レネゲードとコンパスは、ジープブランドの世界的な成功に欠かせない柱であり、特に欧州ではブランドを新たな高みへと押し上げています。欧州での販売台数が100万台という節目を迎えたこの2車種は、ジープブランドの成長に大きく貢献し、近年では何十万人もの新たなファンを獲得しています」
ノーススター特別仕様車は、革新的かつ簡素化されたモデルラインナップの中に位置し、さまざまな消費者の嗜好に明確に訴求するように設計されている。
機能的なデザインで知られるアルティテュードトリムと、プレミアムなSummitレベルの中間に位置するノーススターは、スタイルと洗練のユニークな融合を提供。実用性とプレミアム機能の組み合わせにより、日常的な機能性とハイエンドな魅力のバランスを求める人々にとって魅力的な選択肢となっている。
このエディションは、アイコニックなモデルであるレネゲードとコンパスに敬意を表し、その成功の原動力となった機能をベースにしている。ノーススターは、頑丈さとスタイル、そしてジープスピリットのエッセンスを完璧に融合させたモデルとして誕生した。
ノーススター特別仕様車の核となるのは、耐久性。シートには革新的な高耐久素材を採用し、アルティテュードトリムに使用されている標準ファブリックの最大3倍の耐久性を実現した。コンパスには布とビニールのオプションがあり、レネゲードには高耐久性の布製インテリアが装備されている。
ノーススターのデザイン言語は、印象的なツートンカラーで洗練された雰囲気を醸し出している。圧倒的な存在感を放つブラックは、サマータイヤを装着したアロイホイールやインテリア、エクステリアなど、主要なディテールを際立たせている。
日差しの眩しさを軽減する専用のボンネットデカールが、さらに外観を引き立てた。エクステリアのブラック・アクセントとシームレスに調和し、ダッシュボードとファブリックのコントラスト・ステッチによってインテリアにもさりげなく施されている。
ジープのオープンエアの精神に忠実なノーススターには、テクノグリーンのエクステリアと対照的なブラック仕上げのデュアルパネル・サンルーフが標準装備されている。この装備は、自由と冒険へのブランドのコミットメントを体現し、ジープの代名詞であるオープンエアのドライビングエクスペリエンスを高めている。
ノーススターは、機能的でスタイリッシュな装備も数多く備えている。洗練されたルーフレールは荷物の多用途性を高め、LEDフォグランプは厳しい条件下でも最適な視界を確保した。また、ブラックのロゴとバッジが個性的なアイデンティティを高め、プライバシーガラスが洗練された外観に貢献している。
コンパスには18インチ、レネゲードには17インチのブラックホイールが装着される。どちらも先進のフロント&リア・パーキング・センサーとパラレル&パーペント・パーク・アシストを装備し、操作性を向上させている。
今回の特別仕様車では、ハイブリッド・パワートレインのみを採用し、従来型エンジンの設定はない。どちらのモデルにもハイブリッド48Vと4xeのバリエーションがあり、最新のハイブリッド技術を採用し、ジープの持続可能性へのコミットメントを強調。このシフトは、ジープが誇るパフォーマンスと信頼性を維持しながら、環境への影響を低減するための献身を反映したものだ。
ノーススター エディションは、最先端のハイブリッド技術が先導する先進的なビジョンを表している。この戦略的決定は、持続可能性と効率性の向上を目指す世界的なトレンドに沿うものであり、伝説的な能力を維持しながら先進技術を統合するジープのリーダーシップを強化するものだという。
レネゲードの価格は全国一律32,699ポンド(約638万円)から、コンパスは全国一律36,605ポンド(約714万円)からとなっている。
文・CARSMEET web編集部/提供元・CARSMEET WEB
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