新発表のスモールシリーズ・モデルは「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ2024」で、自動車ファンを笑顔にした一台

BMWは、特別なドライビング・プレジャーを愛するファンや、自動車の傑作を愛するコレクターの間で、厳密な限定生産のスモールシリーズ・モデルによって、再び鼓動を高鳴らせようとしている。BMW M社創立50周年を記念して2022年に発表された「BMW3.0 CSL」に続くタイヤ・トラックは「BMW コンセプト・スカイトップ」だ。

BMW コンセプト・スカイトップは、細部に至るまで精密なクラフツマンシップが際立つ、時代を超越したエレガントなデザインで、BMWの名高いドライビングの歓びを包み込む。

当初、コモ湖畔で開催された「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ2024」でBMW コンセプト・スカイトップとしてデザイン・スタディとして発表された2シーター・ロードスターは、集まった愛好家や自動車ファンに興奮の波を巻き起こした。この熱狂的な反応を受けて、BMWはこのコンセプトを50台の限定生産に踏みきったという。

エンスージアストとコレクター向けの限定生産! 「BMW コンセプト・スカイトップ」
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)
エンスージアストとコレクター向けの限定生産! 「BMW コンセプト・スカイトップ」
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)
エンスージアストとコレクター向けの限定生産! 「BMW コンセプト・スカイトップ」
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)
エンスージアストとコレクター向けの限定生産! 「BMW コンセプト・スカイトップ」
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)
エンスージアストとコレクター向けの限定生産! 「BMW コンセプト・スカイトップ」
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)
エンスージアストとコレクター向けの限定生産! 「BMW コンセプト・スカイトップ」
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)
エンスージアストとコレクター向けの限定生産! 「BMW コンセプト・スカイトップ」
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)
エンスージアストとコレクター向けの限定生産! 「BMW コンセプト・スカイトップ」
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)
エンスージアストとコレクター向けの限定生産! 「BMW コンセプト・スカイトップ」
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)
エンスージアストとコレクター向けの限定生産! 「BMW コンセプト・スカイトップ」
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)
エンスージアストとコレクター向けの限定生産! 「BMW コンセプト・スカイトップ」
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)
エンスージアストとコレクター向けの限定生産! 「BMW コンセプト・スカイトップ」
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)
エンスージアストとコレクター向けの限定生産! 「BMW コンセプト・スカイトップ」
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)
エンスージアストとコレクター向けの限定生産! 「BMW コンセプト・スカイトップ」
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)
エンスージアストとコレクター向けの限定生産! 「BMW コンセプト・スカイトップ」
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)

この決定は、イタリアのミラノで開催されたハウス・オブ・BMW主催のイベントで、BMWグループ・デザインの責任者であるアドリアン・ファン・ホーイドンク氏によって発表された。また、エンスージアストやコレクターのために用意されたBMW コンセプト・スカイトップの全モデルが、短期間のうちに将来のオーナーを見つけたこともここで明らかにされた。

「BMW コンセプト・スカイトップは実にエキゾチックなデザインで、ドライビング・ダイナミクスとエレガンスを最高レベルで融合させています。ついにこのクルマが製造されることを発表できるなんて、夢のようです。世界中からの非常にポジティブな反応と、このプロジェクトに携わった情熱的なチームに感謝します」

ダイナミズムとエレガンスは、伝説的なBMWロードスターの伝統を受け継ぐ
BMWは最近、同様に厳密な限定生産のBMW3.0 CSLを発表した。この特別なスポーツカーの生産台数も50台に制限された。コンセプトもデザインも、この特別仕様車は1970年代初期の伝説的なBMW3.0 CSL「バットモービル」へのオマージュとなっている。

BMW コンセプト・スカイトップもまた、バイエルンのプレミアムカー・メーカーによるコレクターズ・アイテムである。このオープン・トップ2シーターは「BMW507」や「BMW Z8」など、BMWを象徴するロードスターの歴史を称えている。

彫刻のようなアスレチックなボディは、正確なラインによって定義された張りのある筋肉質な表面で構成され、BMW コンセプト・スカイトップはハンドルを切る前から力強いダイナミズムを放っている。強調されたアロー・シェイプのボンネット、BMWを想起させるシャーク・ノーズ・デザイン、引き締まったテールはすべて、BMW Z8を意識して選び抜かれたものだ。

伝説的なロードスターの祖先と同様に、BMW コンセプト・スカイトップはBMWの武器である最もパワフルなV8エンジンを搭載して走り出す。4.4Lガソリン・ユニットは最高出力460kW/625psを発生し、8速ステップトロニック・スポーツ・トランスミッションと組み合わされた。

トラクションを最大化するBMW xDriveインテリジェント四輪駆動システムは、エンジンのパワーを必要に応じて四輪に配分し、いかなる状況でも安定性とドライビング・ダイナミクスを最適化する。この駆動方式を採用したハンサムな2ドアは、0-100km/h加速が約3.3秒だ。

エンスージアストとコレクター向けの限定生産! 「BMW コンセプト・スカイトップ」
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)

独自の素材と伝統のクラフツマンシップ
この唯一無二の自動車クラフツマンシップの傑作の独自性は、時代を超越したエレガントな外観にも反映されている。エクステリアデザインの頂点に立つのは、ボンネットからトランクリッドのアルミニウムバーへと伸びる強調されたスプラインで、特別仕様車のダイナミックなフォルムの流れを強調。

ドア・ショルダーに控えめに組み込まれたウィングレットは、従来のドアハンドルの代わりを果たし、スポーク間に複雑なフィンを持つ軽合金製ホイールとともに、このクルマのクリーンで優美な外観を形作っている。

イルミネーションが施されたBMWキドニー・グリルとヘッドライトも、フロント・エンドの先進的な外観にひと役買っている。LEDユニットはアルミニウム製キャリア上に配置され、自動車用ヘッドライトとしては現在最もスリムな形状となっている。

これはBMW コンセプト・スカイトップのために特別に開発されたもので、すべての照明機能がまとめられた。リア・ライトもスリムなデザインで、BMW コンセプト・スカイトップの先進的なデザイン・テーマをリア・エンドに受け継いでいる。

レザーで覆われたシート後方のロールオーバー・バーと同様に、完全に開閉可能なリア・ウィンドウとレザーで縁取られたソフトトップ・ルーフは、純粋なロードスター感覚を生み出す。上質な合成皮革で仕上げられた2つの取り外し可能なルーフ・セクションは、ラゲッジ・エリアの専用コンパートメントに収納される。

調和のとれた配色は、ソフトトップを開いた状態でも閉じた状態でも、インテリアからエクステリアへのスムーズな視覚的移行を保証。車体後部では、ルーフの赤褐色がフローティング・サンダウン・シルバーの外装塗装に流れ込み、そのクロームシャドウ効果によって印象的な視覚的インパクトを与えている。この精巧なカラーグラデーションは、熟練の塗装職人が手作業で施したものだ。

比類ない雰囲気、精巧な装備、高品質の装備
BMW コンセプト・スカイトップの室内にも、精密なクラフツマンシップ、厳選された素材、温かみのあるモノクローム・カラーが採用され、ラグジュアリーでエレガントな雰囲気を醸し出す。

インテリア・デザインのほかの要素と同様に、ブローギング・スタイルの装飾がアクセントを添えるレザー・シートは、ルーフに使用されているブラウンと同じ色調だ。コックピットに華麗に埋め込まれたクリスタル・アプリケーションも、車内の豪華な雰囲気に貢献している。

さらにBMW コンセプト・スカイトップのエクスクルーシブな個性は、ドアのソフト・クローズ機能やBowers & Wilkinsダイヤモンド・サラウンド・サウンド・システムなどの高品質な装備によって強調されている。BMWライブ・コックピット・プロフェッショナルには、フルカラーのBMWヘッドアップ・ディスプレイが搭載され、ドライバーの視界に運転情報やナビゲーション情報を直接映し出す。

燃料消費量、CO2排出量、電力消費量、航続可能距離の数値は、欧州規則(EC)715/2007に準拠しており、これらの数値はドイツ市場の車両を対象としている。航続可能距離が表示されている場合は、オプション装備の影響を考慮した数値だ。

すべての数値は、新しいWLTPテストサイクルに基づいて計算されている。WLTP値は、CO2排出量に基づく自動車関連税やその他の税金、および適用される自動車固有の補助金を決定するための基準として使用されている。

エンスージアストとコレクター向けの限定生産! 「BMW コンセプト・スカイトップ」
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)

文・CARSMEET web編集部/提供元・CARSMEET WEB

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