空港までの移動や、買い物で荷物が増えた帰り道などで「片道だけでも車が使えれば便利なのに……」と思ったことはありませんか?

片道レンタカーサービス「カタレン」を展開するスタートアップ企業、Pathfinder株式会社は、成田国際空港株式会社、株式会社MICと連携して実施してきた実証実験を経て、10月から本格的に「カタレン for Narita」を本格運用すると発表しました。

空港から目的地まで、片道のみのレンタカー利用を可能に

この「カタレン for Narita」は、空港から目的地まで片道のみでレンタカーを利用できるサービス。車両返却のために空港や他の拠点に戻る必要がないことが特徴といいます。

深夜や早朝のフライト利用者にとって、従来の公共交通機関は運行時間に制限があることを課題としてとらえ、Pathfinder株式会社は成田国際空港株式会社および株式会社MICと連携。

2022年10月から成田空港内の駐車場と東京、横浜などの主要都市を結ぶ片道専用レンタカーサービスの有効性を検証する実証実験を行っていたといいます。

今後は成田以外の空港にも展開予定

実証実験では、利用者から高い評価が得られたとのこと。また、想定していた深夜や早朝のフライトに対応した時間帯だけでなく、日中にも多くのユーザーが利用していたといいます。

実証実験を経て、その本格運用が決定。東京、横浜などの主要都市と成田空港の間での片道利用でのサービスが実現しました。

さらに今後は、大手レンタカー会社との取り組みを拡大しつつ、他の主要空港でも同様のサービスを展開していくそうです。

<参照>

カタレン、成田空港と実証実験を経て本格的に事業を開始