日本代表は10月開催のFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選で、サウジアラビア代表を下した一方、オーストラリア代表相手に引き分け。最新のFIFAランキングで15位に浮上する見込みだが、一部の海外メディアは同国代表のランキングに衝撃を受けているという。
2022年のカタールW杯で強豪ドイツ、スペインを下すなど、森保一監督のもとで急成長を遂げている日本。2023年9月の国際親善試合でドイツに4-1で勝利すると、同年12月21日発表のFIFAランキングでは、16位のドイツから1.03ポイント差の17位につけていた。
ただその後は、AFCアジアカップでの準々決勝敗退もあり、2024年7月18日発表のFIFAランキングで18位に後退。しかし9月の北中米W杯最終予選で中国、バーレーン相手に勝利すると、同月19日発表のFIFAランキングでW杯開催国のアメリカやメキシコを上回り16位に浮上。15位のスイスに1.4ポイント差まで迫っている。
世界中のクラブや代表チームのランキングを扱う『フッティー・ランキング』によると、日本はサウジアラビア戦の勝利により7.79点を加算も、オーストラリア戦での引き分けにより2.3ポイント減少。総計1645.09ポイントで、スイスを上回り15位に浮上したとのことだ。
スイスは10月開催のUEFAネーションズリーグで、セルビアに0-2で敗れたほか、デンマークに2-2と引き分け。いずれも9月発表時のFIFAランキングで格下であるだけに、9.62ポイントを失い17位に転落している。
この結果を受けて、韓国メディア『イーデイリー』は「日本はホームでオーストラリアに引き分けたにもかかわらず、先月から1つ順位を上げる見通しだ。日本がトップ15に名を連ねるのは、2011年9月以来、なんと13年ぶりだ」とリポート。韓国代表については「ヨルダン戦、イラク戦での連勝により、9.29ポイントを加算。4か月ぶりとなる22位浮上だ」と伝えている。