今季から指揮するアルネ・スロット新監督のもとで、プレミアリーグ8試合消化時点で7勝1敗で首位に立っているリバプール(イングランド1部)。ここまで喫した失点は僅かに「3」でこれはリーグ最小失点となっている。
しかし、リバプールではその堅守の中心人物であるオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクとの現行契約が今季限りで満了に。2017年夏にサウサンプトン(イングランド1部)から加入以降、対人守備強さなどを武器にプレミアリーグ優勝やUEFAチャンピオンズリーグ制覇に貢献してきた同選手はは今季もここまでプレミアリーグ8試合に出場している。
イギリス『Caughtoffside』によれば、リバプールはファン・ダイクに新契約を提示するオファーがあるものの、来年1月1日からフリー移籍に向けて海外クラブとの交渉ができることを鑑みると、現状に満足していないという。
加えて、オランダ代表DFがリバプールからのオファーを受け入れる保証もないことからこの状況を危惧している模様。そして、クラブから近い情報筋から得た情報としてボルシア・ドルトムント(ドイツ1部)でプレーするドイツ代表DFニコ・シュロッターベック(24)に注目しているという。
守備強化に熱心だというリバプールはビルドアップ能力などを武器に今季もここまで公式戦9試合に出場しているシュロッターベックの獲得に向けて移籍金5000万ユーロ(約81億2000万円)に加えて、選手本人には年俸700万ユーロ(約11億3000万円)を用意している模様。ただ、同選手にはニューカッスル・ユナイテッド(イングランド1部)も目を光らせているようだが、リバプールは思い通りにことを進められるのだろうか。