わずか数分の間に小さいながらもシーバスを連続でゲットできたことに驚いたが、辺りが暗くなるとこの状況が一変する。しかも悪い方向へだ。
魚っ気が皆無に
完全に暗くなったのでいつものフローティングミノーにチェンジしたが、不気味なくらいに水面が静かになった。まだ水もあるし、流れもある。しかしどうしたことか、昼間いたベイトが全くいなくなった。底の方にじっとしているかもしれないと、バイブレーションで探ってもベイトに当たる気配もない。
ついさっきまでシーバスが続けてヒットし、ベイトも逃げまどってきたのに今は完全に沈黙している。それでも諦めずにルアーを変え、アクションを変え、場所も沖を狙ったりと手を変え品を変えで釣り倒したが、見事に完封された。これぞ秋のミステリー「もう十分釣ったから帰れ」と魚に言われているようだ。
この後も全くダメダメで、潮が引いて川底が露出したため終了とした。
バイブレーションが活躍した(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)
この日は明るいデイゲームの方が釣れたが、こんな日もあるからシーバスフィッシングは面白い。そして秋のハイシーズンは昼も、そして本来は夜こそ良型が連発する季節なのだ。デイゲームかナイトゲームか、それとも両方楽しむか、それはあなたしだいだ。
<宮坂剛志/TSURINEWSライター>